2025年10月の弘前。直近の訪問記はこちら。
今回は、イトーヨーカドー弘前店の後継店舗を軽く触れた後、弘南バスの話。
この記事の通り、ヨーカドーの中でも優良店舗だったという弘前店も、セブン&アイ・ホールディングスのスーパー切り捨て&地方切り捨ての方針により、2024年9月で閉店。ロピアへ譲渡されて「CiiNA CiiNA 弘前(シーナシーナ)」となった。地下食品売り場はロピア弘前店。
食品売り場のレイアウトは、基本的にはイトーヨーカドー時代と大差ない。ただ、店員さんが各コーナーで呼びこみ・声かけをしてるなど、にぎやかで活気がある。悪く言えば、少々雑然としている。
1階の北側正面玄関には、広大な風除室みたいな空間があって、そこから地下へ行き来するエスカレーターがある。それを下りれば、ヨーカドー時代は弁当(大館の花善の鶏めしもあった)やパン売り場があった。青果売り場は、レジ・2階以上へもつながるエスカレーターをはさんで反対の、駐車場連絡通路やバスターミナル側。
ロピアになっても、パン売り場はほぼ同じ位置。ロピアのプライベートブランドの安い食パンがあって、それは工藤パン製造(他地域では山崎製パンなのだろう)。イギリストーストなど工藤パン製品もけっこうそろっていた。弁当売り場は奥へ行って、鶏めしはなさそう。
しかし、そのパン売り場側の通路には、商品棚が置かれて、出入りできなくなっていた!
つまり、青果売り場側から入って、反時計回りで外周を回ると、ここで行き止まり。レジを通るか、青果売り場へ戻らないと外へ出られない。
防犯上の理由かもしれないが、防災上はどうなのか(許されるからやってるのでしょうけど)。
風除室のエスカレーターを下りてロピアへ入店する人は遠回りさせられることにもなるが、考えてみれば、このルートで入る客は多くはないのかも。
1階南のバスターミナル出入口にあった、セブン銀行ATMは、地下のロピアのレジ・エスカレーター付近に移動。意外と言えば意外。
弘前市が設置する「ベジチェック」が、駐車場通路付近にあるという古い(ヨーカドー時代)情報を見かけたが、今はなさそうだった。
忘れていたが、駐車場通路には動く歩道とオートスロープ(傾斜した動く歩道)があった。オートスロープは1995年の増床時にできたらしいが、動く歩道は開店時からだろうか。
とすれば、秋田市より古くから存在したことになりそう。オートスロープは1986年の長崎屋秋田店(中交ホリディスクエア。現・ドンキ)が初? 1997年の秋田駅自由通路も、微妙に傾斜があるからオートスロープか? じゃあ、秋田市には純粋な(傾斜なしの)動く歩道はないのか。
来店客は、ヨーカドー時代と変わらず多い。ヒロロ(旧・ジョッパル、ダイエー弘前店)地下の佐藤長がなくなって、弘前駅西側唯一のスーパーだからでもあろうけれど。
1階南側の弘前バスターミナルでは、買い物を終えた高齢者を中心とした人たちが、各方面へ向かう帰りのバスを待っていた。これもヨーカドー時代と変わらない。
入口のヨーカドーの表示をうまい具合にシーナシーナに変えた
店舗出入口すぐは、ミニバス城南線や大鰐・碇ヶ関線の乗り場。11時00分発の碇ヶ関行きの乗客は、中型バスにちょうど収まるくらいか。
バスターミナルには、ヨーカドーと同時にオープンし、ほぼ同時に閉店した、立ち食いそば・売店「産交売店そば店」があった。弘南バス系列「産交」の運営。
その跡地は、
広いというほどでもないが、がらんと空いた
ここから弘南バスのこと。この記事で触れたように、2年以上訪れなかった間に、路線再編、車両更新が進み、路線番号(系統番号)表示が実施されていた。
上記、ミニバス城南線と大鰐・碇ヶ関線も、若干変わった。
城南線など、桜ヶ丘団地の中へ入る路線が2024年12月に再編。折り返し場だった旧桜ヶ丘案内所が廃止され、団地内で環状運行してそのままバスターミナルへ戻る「ミニバス城南環状線」となった。金属団地・桜ヶ丘線も変わっているが、別記事で。
大鰐・碇ヶ関線は、かつては奥羽本線・津軽湯の沢駅に近い、岩渕公園前が折り返しだった(行き先表示は「碇ヶ関」)。2024年4月から、碇ケ関駅前の道の駅いかりがせき折り返しに短縮。
大鰐・碇ヶ関線は、弘前市のバス路線としては幹線の位置付け。
弘前バスターミナル発は毎時00分。路線番号も「10」と一般路線ではいちばん若いのかな(市内循環バスは10未満)。上の写真の通り乗客も多く、本数は減っていない。
11時00分は中型バスだったが、13時00分発はマイクロバス(三菱ふそうローザ)だった。中型か小さいのか、どの車が来るのか分からないのは、2000年代以降の弘南バスでは当然のこと。
その間、12時00分発は…
【26日補足・以下、紹介する3台は、号車番号の末尾が「-2」なので、弘前営業所(小栗山)配置。】
なんと大型バス!!
51910-2号車。日野ブルーリボン2、ノンステップ。2023年に来た東京都交通局の中古。
岩渕公園へ行っていた頃から、大型車が入ることがあるとは聞いていたけれど、小栗山線、学園町線以外に大型バスが使われるのを、ものすごく久しぶりに見た。
ところで、大鰐・碇ヶ関線は、JR奥羽本線とおおむね並行したルート。さらに、大鰐までは弘南鉄道大鰐線もあるが、ルートは重ならない部分も多い。※弘南鉄道と弘南バスは起源は同じだが、現在は資本関係はなく、つながりは薄い。
大鰐線は2028年春に休止(実質廃止)されることが決まっていて、その代替交通の検討が進んでいる。最近の報道によれば、弘南バス大鰐・碇ヶ関線の一部便で、一部区間のルートを変更して対応することになるとのこと。
門外や堀越を通らずに、小栗山のほうへ回る経路のようだが、現行のバス利用状況を踏まえると、乗車機会を奪われる人もいそう。東奥義塾高校の通学需要もあるだろうし、増便するのだろうか。
2020年当時は、弘前市内に大型車相当の車は2台(うち1台は中型ロングボディ)しかなかったが、その後、いくらか増えて、運行路線も拡大しているようだ。
11901-2号車。いすゞエルガ、ワンステップ
上の都営中古と同じ2007年製ながら、客席窓が引違い(メトロ窓)の珍しい仕様。
国際興業バス中古の、路線・貸切兼用のいわゆる「ワンロマ車」で、車内は2人掛け座席(一般的な路線仕様と同等でリクライニング等はなし)。国際興業時代にあった折りたたみの補助席(補助椅子)は、現在は撤去されているものの、前の背もたれにはカップホルダーと網袋(ゴムが伸びてよれよれ)が残っているそうだ。
1990年代の弘南バスでは、自社の観光車を路線用に格下げしたものはよく走っていたが、ワンロマは珍しいかも。
※秋田市交通局(秋田市営バス)のワンロマ車は、車体塗装が違い、2人掛け座席(リクライニングなし、補助席なし)で、昭和に導入されたものは灰皿がある程度の差異だった。
この日は、小栗山線のほか、15時10分発岳温泉行き(昔はたまに大型運用があった)にも充当されていた。
さらに、都営バス中古の中型ロングも、小栗山線を走っていた。
51522-2号車。日野レインボー、ノンステップ。移籍当初は五所川原営業所配置だった
昨今の乗務員不足による減便の結果、乗客としては乗車機会が減るのはもちろん困るが、少なくなった便に乗客が集中して車内混雑するのも困る。秋田市の新国道や牛島方面など。
弘南バスの場合、2000年代以降、小型・マイクロ化が進んでいたところへ、再び大型バスが入った(次の記事で取り上げるつもりだが、小型が減って中型バスの割合もやや増えた印象)。1台当たりの収容力・輸送力としては桁違い【27日補足・マイクロと大型では3倍前後違うでしょう】なので、混雑は多少改善しているととらえられるだろうか。弘南バスがその意図で大型を増やしたのかどうかは分からないし、マイクロバスがなくなったわけではないので、混む時は混むだろうし。
大型車以外について続く。

雪はほとんど消えた
現在
(再掲)設置当初
黒でなぞったのか
2018年6月。左側の建物はなくなった
大激変
新設された案内標識
右奥に
弘大方向を背に。右が
時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」より。左は1994年修正、右が現在。黄色が大通り
(再掲)
52904-2号車
(再掲)2008年頃。復刻でないホンモノ塗装



「株式会社 L&D」
先週末

柱は上のほうでやや細くなっている
2017年7月
バリューサンド カレーコロッケ 393kcal


北東角付近から
これが緑地

左が文京町・右が富士見町
今週初め。県道28号、手形・広面の境
同じく手形陸橋から

未着工で封鎖されている。バス停上屋も敷地内