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弘前さくらまつり2010

前回の夜桜に続いて、昼の様子をご紹介します。

その前に、秋田-弘前間の臨時快速「弘前さくらまつり号」。
4月下旬の運行開始当初は、秋田駅の発車案内(発車標)に「快速さくら」/「RAPID SAKURA」と、往年の名門列車のような表示になっていた。
改札内の通路、ホームへの階段の上の表示も「さくら」
ところが、5月に入ると、
「さくらまつり号」
まあ妥当な表示に変わっていた。だけど、英語にならない。
ちなみに上段の「リゾートしらかみ1号」は「resort SHIRAKAMI 1号」と“号”だけ日本語。

なお、階段の表示は「さくら」のままだった。
ということは、「表示内容の変更は、比較的簡単にできる」、「改札口と階段の表示は、別々にデータがある」ということになるだろう。


僕は今回、さくらまつり号は利用しなかったが、連休後半はかなり混雑していたという話を聞いたし、実際、今日付「陸奥新報」によれば利用者数は前年比136%増(=ということは2.36倍ってこと?)だったそうだ。弘前と青森、角館(秋田内陸縦貫鉄道経由)を結ぶ臨時列車も、いずれも前年比2倍以上だったそうで、ETC割引にも負けない大盛況だったようだ。(快速扱いだから、あまり収入にはならなかったかもしれないけど)

ちなみに、「弘前さくらまつり号」の車両は、弘前に待機する場所がなかったようで、大館駅まで回送され、折り返しまで待機していた。
普通列車もいつもよりは人が多かったが、それほどでもなかった。
弘前駅に到着
いつもの弘前駅にしては、控えめな装飾。あまりにお客が多くて、飾り付けなんかしている場合じゃないのかも。
上の写真の生の桜を使った装飾は、改札の外、自由通路上のびゅうプラザ横にあったもの。
秋田行きの「弘前さくらまつり号」の表示。桜は造花
ゴシック体の新しい表示器には、正式名で表示されている。(「快速16:56」と交互に表示。英語表示なし)
なお、発車近くになると「改札中」と表示されるが、それ以前に自動改札を通ってもはじかれたりするわけではない。自動改札化前、列車ごとに改札をしていた頃の名残だろう。
自由通路から中央口へ降りる
桜の弘前城の写真と「弘前城築城400年祭」の垂れ幕が目に付く。
駅前のバス乗り場は、公園へ行く人、公園から戻った人で賑やか。
駅前のシダレザクラも満開
駅から公園までは歩いて行かれるが、園内でも相当歩くこと、この日は気温が20度を超えて暑かったことを考えると、バスで行って体力を温存したい。
公園へのバスは、昨年と同じく、10分間隔の「土手町循環100円バス」を19時台まで延長運行し、さらに弘前駅弘前城(東門そば、文化センター前)直行の臨時100円シャトルバスが随時運行されていた。
上の写真はシャトルバスの車両だが、弘南バスでは珍しい大型バス。中型バスに混じって、その輸送力を活かして活躍していた。
土手町から公園周辺は終日渋滞気味で、特に土手町循環バスでは30分遅れていた時間帯があった。シャトルバスも、お客はいるのに来ない時があったようだ。帰省シーズンでもあるので高速バスは増車(仙台行きは3台態勢だった)しており、弘南バスにしてみれば乗務員のやり繰りも大変だっただろう。

弘前公園
外濠東側。桜は散り始めている
車も多いが、人もすごい。
外濠南側はさらに散っている
そして、お堀の水面は、
一面ピンクの花びら。「花筏(はないかだ)」だ
たくさんの木に着いたたくさんの花が散って、これを作っている。水が見えず、上に乗っかれそうな気がしてしまう。これも弘前公園の桜の見所の1つ。
左がお堀、右が道路です
薄曇りで、雪を抱いた岩木山がぼんやりと見えた。そして暑い。
園内は花盛り

二の丸大枝垂れ

日本最古のソメイヨシノと東内門

この時期だけボートが浮かぶ西濠

出店
昨年紹介したように、味のある看板が多いのだけど、個人的に気に入っているスヌー○ーじゃなくて、
耳から黒くて長い毛が生えた(?)、お腹がメタボ気味の白い犬!
今年もご健在でよかった。

園内北側、出店が並ぶ奥、あまり今まで行ったことがなかった場所のステージで何かイベントが行われ、若い女の子の歌が聞こえて人だかりができていた。
歌は「ジッチャとバッチャがどーのこーの」「好きだびょん」とか津軽弁
ステージの背景が松の木!
話には聞いていたが、弘前を拠点にするダンス&ボーカルユニット「りんご娘.」だ。今はAKB48などご当地アイドルグループが盛んだが、りんご娘は2000年結成なので、早い方だろう。
現在のメンバーは5人で、「ジョナゴールド」などリンゴの品種名がメンバー1人1人に付いている。
ご年配の観客も多い。県外の方には津軽弁の歌の意味が分からないかも(比較的平易な津軽弁なので、秋田県人は理解できると思う)。

そして、上の写真のように消防団員のような人がやたらとウロウロしていると思ったら…
さらに奥の「レクリエーション広場」(←この場所自体初めて立ち入った。弘前公園も広い!)では「青森県消防協会中弘支部定期観閲式」が行われていた。消防団の消防車は来ていたが市の消防車はいなかったので、消防団の行事と理解していいのかな?
早朝に外堀沿いの道を交通規制して行進などを行い、10時過ぎに県知事なども出席して園内で式典を行っていたようだ。見物人もけっこういた。
恒例行事のようだが、正月の出初め式以外でこういう行事を大規模にやるのって珍しいのではないだろうか。なにも日本一の花見の会場で、特に混雑する日にやらなくたっていいような気もするけど。
はしご乗り
行った時はちょうど終わって、ハシゴから下りる所だったが、はしご乗りを実際に目にしたのは初めてだった。
「集合!」の号令がかかった
集合せずに出店をブラブラしていた人たちもいたけど…
纏(まとい)
知らなかったが、弘前には江戸の町火消しの影響を受けた伝統的な纏振りが残っているそうだ。各組は、江戸のような「いろは」ではなく、「新組」「亀組」など町名の頭文字を取った名になっているようだ。
「桔梗組」これは3文字。弘前大学裏の「桔梗野」だろう
桜だけでなく、りんご娘と弘前の火消しという、いいものを見られた。

※さくらまつりの人出について
昨日の記事で、会期中の人出は247万人で過去4番目と書いた。
今日の陸奥新報によれば、過去の上位3回は、会期が今年よりも数日間長く、4月23日から5月5日の会期としては今年が過去最高だったとのこと。
日別では5月2日が40万人、3日が43万人、4日が39万人、5日が23万人。