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東山5・植物園

名古屋市東山動植物園の最後の記事です(前回はこちら、いちばん最初の記事はこちら)。
動物園側最後にシンリンオオカミを見た。展示場が分かりづらい場所にあり、「本園」に隣接した「北園」からエスカレーター・エレベーター・階段で(もしくは北園からぐるっと回って)「東山スカイタワー」の根元まで上り、さらにその奥。工事中ということもあり、人はとても少ない。
オオカミの展示場は、山の斜面を背にした少し薄暗い感じの場所。奥行きが深く、オオカミたちが奥にいたので遠くて見づらかった。秋田の大森山札幌の円山両動物園の方が、間近で迫力ある姿を見られる。
血縁関係のない4頭が飼育されており、みんな仲良しとのこと。この時はじっとしているのが2頭、せわしなく歩き回るのが2頭。
真っ黒い毛の個体が2頭いた
白やグレーじゃなく、黒いシンリンオオカミもいるんだ。

結局、食肉目(ネコ目)の肉食動物ばかり見て草食動物はほとんど見なかった気もするが、時間も時間だし、こちらも見てみたかった植物園側へ。
「大温室」
1937(昭和12)年の開園時からある、現存する日本最古の温室で、重要文化財。内部はかなり広く、いくつかに区切っていろんな植物がある。
 
上の写真の花はブーゲンビリア。初めて見たかもしれない。
ドクフジ「開園当初より植えられています」
このように開園時に植えられ、今も元気な植物もいくつかある。
サボテン
ここでは、うっかり転んだり、背がとても高い人が通ると痛い思いをしそう…
粒稜柱(りゅうりょうちゅう)というアルゼンチンのサボテン
太さやとげは普通のサボテンだが、長く伸びてヘビのように地面を這っていた。
アナナス科
パイナップルもアナナス科だが、サボテンと並ぶ乾燥環境に非常に適応した植物(独特の光合成システムを持っている)。
ブラジル産「断崖の女王」と言われるイワタバコの一種

西インド諸島原産「ベニヒモノキ
とても大きくて驚いたのは、
巨大サボテン「弁慶柱」
西部劇の背景にあるものかな? 写真ではスケール感が分かりにくいが、目盛りによると7メートルに達していた。

動物ほどインパクトはないが、植物園の温室だけでもかなり楽しめる。僕としては名前や写真では知っていても、実物を初めて見た種がいくつもあった。
しかもまだまだ植物園は続いている。動物園のおまけ程度と思っていたが、なかなか手強い!
秋田市千秋公園みたいな山道もあったし、紅葉が美しい日本庭園もあった。バラ・シャクナゲ・ツバキ・竹などを集めた一角、「お花畑」、「桜の回廊」、「ビオトープ東海の森」などもあるが、今は季節でないし、時間の都合もあり行かなかった。植物園だけでも丸1日ですべて見られるかどうかというほど充実している。しかも500円(交通局一日乗車券提示なら400円)で。
こんなものもあった
「合掌造りの家」
合掌造りの集落と言えば、世界遺産になった岐阜県白川郷富山県五箇山が有名だが、これは白川郷でダムに水没した集落から移築した“本物”。1842(天保13)年築。
雨天時以外は、1階内部に靴を脱いで入ることができ、イベントが行われることもあるようだ。手入れが行き届いており、
中もきれい

 
窓には干し柿、縁側では串柿(串柿って東北では見ない)やザルでトチの実、栗、ホオズキを干しているなど、心憎い演出も。白川郷名古屋市岐阜市からは何時間もかかる)まで行かなくても、雰囲気は味わえる。

動物たちもまた見たいが、今度は花の時期に植物園をじっくり見てみたい。