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いぶりがっこポテチ/カルミン他

最近のポテトチップスは塩とかコンソメ以外に、いろんな味付きのものが期間限定・地域限定・店舗限定で発売されている。
個人的には、酢とかニンニクなどの味付けのポテトチップスが好きなので、たまに食べる。

何年か前から、東北地方各県ならではの味のポテトチップスが、カルビーから期間限定で出ていた。青森の味噌とかニンニクとかがあったはずだが、このシリーズはカルビーの公式サイトには一切掲載されていなかった。
3月9日から、そのシリーズ初の秋田県の味のものが発売されている。(青森の「スタミナ源たれ」味も出ていた)
ポテトチップス 秋田いぶりがっこ 58g 321kcal
「オススメ! 東北の味」というシリーズ名らしい。
秋田県に伝わる素朴な味わいを再現」とあり、裏面にはいぶりがっこの説明もある。パッケージは秋田市の竿燈まつりの絵。
検索したところ、埼玉県東松山市の「ポテトフーズ関東工場」製で、ジャガイモは十勝産らしい。

いぶりがっこ」とは、秋田県内陸南部に伝わる、ダイコンやニンジンをいぶしてから漬けた漬物。(パッケージ裏面では「秋田県内陸部の伝統的な大根の漬物です。」としている。)
燻製のような独特の味わいがあり、秋田県外の人でも好む人が少なくない(嫌う人もいるでしょうけど)。

カルビーのホームページには一切、情報がないので、3月5日アップの朝日新聞デジタルより。
「東北と関東、甲信越地区のスーパーで販売する。」→コンビニでは売らないってこと?(カルビーではそういう販売場所の区分がされることもある)
「4月上旬ごろまで販売予定。」
「想定価格120円前後。」→この週末、マックスバリュでは84円で売っていた


いぶりがっこそのものをチップスにした「イブリップス」は、秋田県内の業者が製造販売しているそうだけど(食べたことはない)、ポテトチップスのいぶりがっこ味というのは、カルビーでは初めてだそうだが、それ以外でも初ではないだろうか。
袋を開けると、酸っぱいような、かつどこか燻製っぽいにおいがする。見た目は普通のポテトチップス。
味は、ちゃんといぶりがっこの味がする。

においと同じく、時々発売されて、個人的に好きな「フレンチサラダ味」のような酸味も、わずかに感じられる気がした。

原材料名欄を見ると、「ローストオニオンパウダー」があるのが意外。他には、「粉末しょうゆ」「かつおぶしエキスパウダー」「くん液」辺りが、いぶりがっこっぽい味の正体か?
「粉末大根」が入っているのが律儀。大根そのものの味もしているのでしょう。

いぶりがっこの味がもう少々強くてもいいと思ったけれど、強すぎてもダメなんでしょうかね。
いぶりがっこが好きな方なら、おおむね満足する味だと思う。いぶりがっこの味を知らない方には、「ポテトチップスの燻製」と思って食べたら、悪くはないのではなかろうか。
特段、秋田県内産の農産物とか県内企業の製品が使われているというわけではないのかもしれないが、秋田らしい製品ではある。



この場を借りて、大手メーカーのお菓子の話題。
明治(旧・明治製菓)の清涼菓子・タブレット菓子(錠菓)「カルミン」が、今月いっぱいをもって製造を終了するという。
もちろん知っていて、食べたこともあったけれど、このニュースを知るまで、存在をすっかり忘れていた。久々に購入してみた。マックスバリュでは62円。
スーパーによっては置いていない店もあったけれど、元から扱いがないのか、終売を知る客が買って売り切れたのか?
カルミン
パッケージに表記があるように、カルミンは94年前の1921(大正10)年発売開始。
商品名は「カルシウム」と「ミント」が由来で、同名の色素とは無関係。
原材料は「砂糖、植物油脂、ゼラチン、骨カルシウム、…」。
Wikipediaによれば、現在は明治のシンガポール法人が製造し、日本の明治が輸入している形だそう。包装では明治が「販売者」となっている。
内容量は24gとなっているが、15個入り。表が銀色・裏が白の紙でまとめて包んで、それに青緑地に赤と黄色で商品名が書かれた包装紙を巻き、さらに薄いフイルムで密封されている。
フイルムやバーコードなどは別として、基本的には長らく変わらないスタイルなのだろう。少なくとも僕が子どもの頃から。
 
久々に食べたので忘れていたけれど、開封のしかたを間違えてしまった。写真のように一気に全部開けてしまうと、食べ残しの保存が少々面倒になる。
端かららせん状に銀色の包装を剥いて、1個ずつ食べるのでした。
表面は少し光沢があり、中央がくぼんで、片面だけ「MS」の刻印。「Meiji Seika」?

久しぶりにカルミンを手にして食べた感想は、「1個が大きい」「味が薄い」ということ。昔(僕が子どもの頃)からこうであったはずなのに。
そう思った原因は、最近主流になっている清涼菓子のせいだと思う。ここ15年くらいで普及した、フリスクミンティアなどは、ずっと小粒で味(刺激)が強い。ミンティアは50粒で7グラム。

カルミン製造終了の理由は明らかになっていないようだが、もしかしたら、昔は子どもから大人まで食べられていたカルミンが、新たな競合商品の登場で大人が買わなくなってしまったことが一因かもしれない。

90年以上売られているだけに、幅広い世代になじみがあるようだ。団塊世代の人は「小学校の遠足のおやつに持って行った」と話していた。
僕は、遠足には持って行っていないと思う。携帯性の問題。
上記の通り、カルミンは紙で巻いただけなので、食べかけの状態で持ち運ぶには難がある。
一方、同じ明治が昭和50年代中頃から発売している「ヨーグレット」「ハイレモン」は、カプセル薬のようなパッケージだし、1964年発売のカバヤ「ジューC」はフタ付きのプラスチックの筒。味も違うが、携行性ではこれらのほうが優れていると言える。(個人的には遠足はいつもヨーグレットだった)
カルミンの包装形態を変えて、時代に適応させようという動きにはならなかったのは、明治のこだわりでもあったのだろうか。

ずっと食べていなかったものが、なくなるからと騒ぎ立てるのは好きではないけれど、カルミンというお菓子が存在したことを、ここに記録しておきます。



3月で終わりといえば、ネスレ日本の缶コーヒーも。
大塚と提携して、同社の自販機で発売されていたものの、契約解除することになり、撤退することになったそうだ。
これも、ずっと飲んでいなかったけれど、学生の頃は西弘商店街かどこかに自販機があって、時々飲んでいたような記憶がある。

その頃は、明石家さんまがCMに出演していた。さとう珠緒と共演(1997年頃)したり。
商品名の「サンタマルタ」、「モンテアルバン」、キャッチコピーの「つこてる豆がちゃう。」、サウンドロゴの「♪ネスカフェの缶コーヒーネスカフェの缶コーヒー」なども、過去のものとなる。
【16日追記】ネスレの缶コーヒーは発売元が大塚。大塚がアサヒとの提携に鞍替えするため契約解除になった。ネスレが直接発売している、ペットボトルなどは継続発売されるそうだ。
※具体的にはこの記事にて