濃い黄色~オレンジ色のミニバンセダンタイプの専用車種が少なくなったのとバリアフリーの点から、最近はこういう車がタクシー用に使われ、「ユニバーサルデザインタクシー」と呼ばれているそうだ。料金はセダン(秋田では小型車料金)と変わらない。
少々古いデータだけど2012年度末時点で、全国で451台、秋田県内では秋田市の4社が計10台を運行しているとのこと。その後も導入が進んでおり、最近はそれなりに見る機会がある。
ユニバーサルデザイン車導入に伴い、車体塗装をセダンとは別のものに新しくするタクシー会社は多いが、こんな黄色いタクシーは今までなかった。
今までこのタイプの車を導入していなかったタクシー会社ということになるが、それは写真の行灯で分かる通り「あさひタクシー」。秋田市ではキングタクシーと並ぶ最大手。

(再掲)あさひタクシーのセダンあさひタクシーは、青系統の車体色の車が主流(一部は白と黒)だったが、がらりと色が違った。
ユニバーサルデザイン車は、屋根が高い分、社名を示す行灯はセダンよりも小さくしないといけないようだ。
行灯の後ろ側は何も書いてないタクシー会社によっては、ユニバーサルデザイン車に小さい行灯を前後2つ設置している所もあるが、このあさひタクシーは前にやや大きめの行灯が1つだけ。行灯のデザインはかろうじてあさひタクシーらしさがあるが、側面や後方から見ると真っ白で分からない。
その分、車体の文字を大きくしたようだが、黄色い車体があさひタクシーと結びつきにくい。
後部座席のドアを開けて客待ちしている状態では、側面は前ドアのセダンより少し大きい文字の「あさひ」しか見えないはず。もうちょっと「あさひ」であることが分かるものがあってもいいと思う。
車種は日産「NV200」。今年夏に発売されたタクシー仕様「NV200タクシー」か。ニューヨークのタクシーにも、採用されているそうだ。
そう言えばニューヨークのタクシーもこんな車体色だし、日産のホームページにもこの車体色(塗装の細部は異なる)の写真が載っている。
あさひタクシーでは、ナンバープレート「19-71」(社番108)と、「19-74」(151)の2台を見かけた。ナンバープレートからすれば、最低4台以上はありそう。秋田市内の現行のタクシーにはない、鮮やかな色だから目立つことは目立つ。
【20日追記】似た色合いの車としては、「県都交通」のセダンや東北電力の車両があるが、それらはキツネ色っぽかったりややくすんだ色。あさひタクシーはそれらよりも鮮やか。
だけど、他社も含めてユニバーサルデザインタクシー自体になじみがなく、流していても手を挙げて止めるのを躊躇する客が少なくないという。まして「あさひタクシーの『車のいろは空のいろ』」が市民に定着していたので、この黄色いあさひタクシーがなじむのに時間がかかるかもしれない。
※続きはこちら