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関根屋駅弁の売場

【7月1日追記】この記事で取り上げた内容は、7月1日には解消されて元に戻りました。以下はアップした6月27日時点の情報をそのまま残したものです。

秋田駅の駅弁売り場のお話。
この記事は、「ライター望月の駅弁E-KIBUN」というブログの今日付けの記事「秋田駅弁に異変!?~秋田駅「秋田比内地鶏のいいとこどり弁当」(950円)」(http://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/entry-11287589627.html)で情報を得たものです。ライター望月さんが先週土曜日に秋田にいらした際の情報です。
本来であれば、ライター望月さんにコメント等でごあいさつするべきですが、アメーバ会員でないとコメントやメッセージ送信ができない設定になっているため、連絡する術がありません。この場を借りて、お礼を申し上げます。

あと、大変申し訳ないのですが、ご指摘を。ライター望月さんは記事中で、大館の花善の鶏めしが秋田駅に大々的に進出し、本来受注製品である弁当まで売られていることに驚かれていた。しかし、これは今に始まったことでなく、だいぶ前(たぶん10年ほど前)からそうなっている。(だいぶ前に受注品の特上鶏めしを秋田で買ったことがある)


秋田駅には、現在、駅弁業者が3つある。
NRE日本レストランエンタプライズ)、泉秋軒、そして関根屋。
いずれも、ルーツをたどれば、旧国鉄時代以前までさかのぼる。

NREは旧日本食堂。秋田駅構内で食堂を経営していたことが起源のようだ。
聞き慣れない方も多いであろう、泉秋軒は、元の「伯養軒(はくようけん)」。伯養軒は仙台を拠点に東北各地で営業していて、秋田には1956(昭和31)年に進出したようだ。その伯養軒は2005年に倒産。秋田以外の各地の駅弁事業や学食・社食事業(秋田にもある)は「ウェルネス伯養軒」という企業が、現在も引き継いでいる。
秋田駅の旧伯養軒の駅弁だけは、秋田の伯養軒の社員だった人たちが新たに会社を作って、引き継いでいるらしい。それが泉秋軒。

以上2社は、秋田駅との関わりも短くないが、元々は秋田の企業ではない。
もう1社の関根屋は、生粋の秋田の企業。「秋田駅とともに百余年」というだけに、長い歴史がある。秋田駅が開業した1902(明治35)年に創業し、以前は旅館もやっていたそうだ。

現在はこのほか、上記の通り、県北部の大館駅の名物駅弁、「花善」の「鶏めし」も秋田駅に輸送されて販売されている。


秋田駅には、改札内外にいくつかの駅弁売り場がある。
その中で、当ブログでも過去に何度かおすすめしたことがあったように、もっとも駅弁を買いやすかったのが、自由通路(改札外)の中央改札口脇(新幹線側)の小型コンビニ「NEWDAYSミニ秋田1号」。(ライター望月さんは、改札内の売り場=橋上売店を「乗客の導線としては、圧倒的に」「好ポジション。」としているが、実際には乗り換え客で駅弁を買う人はそう多くはないはずで、個人的にはこちらのほうが売れていると感じる)
NEWDAYSミニ秋田1号
NEWDAYSミニ秋田1号は、商品が選びやすく陳列され、Suica決済可能(ポイントがたまる)で、列車に乗る時も自由通路を通りかかった時もふらりと立ち寄りやすい立地。
そして何よりも、品揃えが豊富だった。3社プラス花善の商品を扱っていて、秋田駅でいちばん商品数が多かったはず。

ライター望月さんによれば、ここで関根屋の駅弁を扱わなくなったという。
※ライター望月さんの記事で「マル1 改札前・キオスク」とあるのがここのことだと思われるが、正しくは「NEWDAYSミニ」です。
また、在来線改札内の小さな駅弁売店(上記「橋上売店」。たしかNRE管轄)でも扱わなくなり、ホームでの立ち売り(台売り)も休止しているという。
すなわち、関根屋の駅弁は、トピコ改札口の直営売店でしか購入できなくなったのだ。
※トピコ改札口は、いちばん西寄り、在来線1・2番線側の駅ビル・トピコにつながる改札口。改札の内外両方から購入できる。

トピコ口(とぴこ“ぐち”)は早朝は閉まっているし、トピコのホームページによれば関根屋の営業時間は「8:00~20:00」。早朝に関根屋の駅弁は購入できないのだろうか。
※記事では、新幹線ホームの「NEWDAYSミニ秋田幹線ホーム」での扱いには言及していないので不明。秋田新幹線リゾートしらかみなどの車内販売も不明。
※関根屋のホームページは更新がとても遅いので、売り場案内は以前のままになっている。

5月まで販売していた、関根屋の「こまちらし」はNEWDAYSミニ秋田1号でのぼり旗を立てて売っていたのに。
現在はたしかに関根屋製品は置いていなかった
関根屋商品を扱わなくなったのは、最近のことだろうか。

このご時世、地方駅で駅弁を売るのは楽でないことは想像に難くない。
だからこそ、より多くの場所(店・売り場)で扱ってもらったほうがいいと思うのだが…

最近の関根屋さんは、首都圏の駅に駅弁を輸送して売ったり(NREの旨囲門)、次々に新商品を出したり、首都圏などの駅弁大会に秋田駅ではほとんど売らない製品を出したり(あまり好きなやり方じゃないけれど)、いろいろと努力はされていると思っていた。
どうなっていくのだろう。


ところで、上のNEWDAYSミニ秋田1号の写真を拡大してみると、駅弁ケースの横に「当店のお弁当売れ筋ランキング」というPOPが出ているのに気づいた。

それによれば、
1位:花善とりめし、2位:牛めし、3位:いいとこ鶏、4位:山菜わっぱ、5位:こだわり(隠れて見えない)
それぞれの製造業者は、1位は花善、4位が泉秋軒。
それ以外の3つはたぶん全部関根屋だと思う。(特製・牛めし、秋田比内地鶏のいいとこどり弁当、秋田比内地鶏こだわり鶏めし)

ランキングに関根屋の商品が多く入っているということは、それだけ関根屋の商品の実力・人気があったことになる。
このPOPが今も出ているということはは、やはりつい最近まで売られていたのだろう。それを残しているのは、単なる剥がし忘れかもしれないし、ひょっとしたらいずれ販売が再開されるということなのかもしれない。

【7月1日追記】7月1日にNEWDAYSミニ秋田1号を覗いたところ、関根屋製品の販売が再開されていた。