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2025.10バスダイヤ改正

2025年も10月1日に、秋田中央交通秋田市内の一般路線バスのダイヤ改正が実施される。9月3日に公式サイトに詳細がアップされた。今回は、運賃値上げも同日に実施。
また、大住・みなみ野団地線では、終点の牛島西四丁目バス停が移動(形式上は廃止して新設)して回転地が整備され、多少増便されることが分かっていた。

2023年までは路線廃止や大幅減便が続いた。昨2024年の改正では、多少の廃止もあったが、ごくわずかながら増便に転じていた。※2024年の廃止路線について。その他ダイヤ改正について。
結論から言えば、今回は2024年以上に小規模な変更。大住団地線以外では、目立った増便はないが、減便も少ない。
もう少し細かく言えば、担当営業所ごとに傾向が違う印象。秋田営業所の路線では、(大住以外でも)減らしすぎた部分を補うような増便が散見。対して臨海営業所路線では、まだ残っていた“削れるところ”を削ったであろう点が見られる。乗務員不足で大幅に減便された、五城目営業所担当の新国道経由五城目線は改善せず、土日がさらに減便【7日訂正・増便はなし】。【各路線ごとの変更の概要は、記事後半にあります

●廃止系統
今回は、路線単位での廃止はなく、路線の中の「系統」の廃止が実質3系統。形式上はもう1系統廃止されるが、大住・みなみ野団地線の終点変更に伴う末端部の廃止なので、ここでは除外。


・新国道経由追分線 県立大学経由105系統) 西口~新国道~土崎~飯島北~追分~県立大学~天王グリーンランド
追分線は、秋田駅西口と天王グリーンランドを結ぶ(101系統)。そのうち、途中で秋田県立大学秋田キャンパスに立ち寄る系統が廃止。10月からは101系統として運行。

平日のみ、秋田駅7:15→県立大学7:59→天王グリーンランド8:13(追分線全体の始発便)、天王グリーンランド18:05→県立大学18:20→秋田駅19:04(同最終便)の1往復。

追分西~秋田西高校入口の間で、101系統の経路・男鹿街道からいったん外れるルート。バス停順と秋田駅からの運賃は、
追分西(690円)~教育センター前(690円)~県立大学(770円)~教育センター前(690円)~秋田西高校入口(710円)。
所在地は県立大学のみ秋田市で、他は潟上市。廃止されるバス停は、教育センター前と県立大学。大学のバス停は、今回の発表では「県立大学前」表記だが、過去の時刻表などでは「前」が付かない表記もあった。
この区間の行き来に下り8分、上り9分かかっているが、上下とも教育センター→大学が5分、大学→教育センターが2分と差が大きいので、遅延吸収の意味合いもあったのかも。
なお、県立大学のバス停は、大学正面に、ほぼバス専用と思われるロータリーがあって、待合小屋もあった。ポールは2019年9月時点(2022年時点でも?)では、四角い(当ブログで「(市営バスとの)共用タイプ」と呼ぶ)板に「秋田県立大学バスターミナル/AKITAKENRITSUDAIGAKU BASUTAMINARU」と表記。2024年4月には円形になって、「県立大学前(英字不明)」のようだ。

また、「教育センター前」は、バス停位置は不明。行き帰りとも停まるのなら、路上にありそうだが、ストリートビューでは分からない。施設内に入るのならば、2度も入る必要はなさそうだが…
教育センターとは、1995年にできた秋田県総合教育センターのこと。余談だが、それ以前は総合が付かない「秋田県教育センター」として、秋田南高校の隣接地にあった(校舎建て替え時に敷地拡大)。
総合教育センターには、秋田県自治研修所(1995年移転)、秋田県立支援学校天王みどり学園(2003年開校)が隣接。

県立大秋田キャンパスへの路線バスは、さかのぼれば、2022年秋までは、天王グリーンランドへ行かない県立大学止まりの104系統として運行されていた。その廃止時点では平日朝夕1往復ずつ、1日2往復あった。

ぐっとさかのぼって、2005年春ではいずれも平日のみで、下りが朝と昼各1本、上りが昼と夕方各1本の2往復。それが2006年春には、下り朝、上り夕各1本の1往復に。当時は、追分線とは独立した、県立大学線の扱い。

ということで、少なくとも2往復→1往復→2往復→1往復と変遷しているが、大学への移動手段としては、ほぼ役に立たない。1999年の開学時からあった路線なのだろうが、当初はどの程度あったのか。
道路状況の事情だろうが、秋田市側の国道7号から直行するのではなく、潟上市まで進んでから再び秋田市内へ戻るという、遠回りのルートのせいで、運賃も高くなって分が悪いところもあっただろう。秋田市街から公共交通で県立大へ行くのならば、追分線のもっと手前、中野四区辺り(650円)で降りるか、JR追分駅を利用したほうが安上がり。

教育センターなどへバスで行く人は、研修を受ける職員などいなくはないような気もするが、追分西バス停や追分駅から徒歩で対応することになるのだろう。
廃止代替のコミュニティバスは、秋田市側・県立大はともかく、潟上市マイタウンバスが充実していそうな教育センター側でも運行されないのは、地元住民の利用者がないのだろう。

追分線は、101系統だけになる。
2019年までは秋田西高校経由(102系統)、2018年までは秋田駅や新国道には行かない、天王グリーンランド~秋田厚生医療センターの系統(103系統?)もあった。


・県庁・寺内経由土崎線 飯島北行(120系統) 西口~県庁~寺内~土崎~飯島北
秋田駅と土崎・飯島を旧国道経由で結ぶ路線。全便が土崎駅前止まり(121)となり、飯島へ行かなくなる。新国道経由は引き続き飯島方面へ行くので、廃止バス停はなし。

元々は秋田市営バスの路線。新国道経由と並んで、秋田市中央部と北部を結ぶ主要路線であり、通町経由将軍野線、県庁経由将軍野・サンパーク線とともに、寺内の旧国道を通る路線。
中央交通移管後も、それは変わらなかったが、2010年に土崎駅止まり/始発に短縮した系統が新設(新国道経由でも同様)。
2019年には寺内経由3路線の土日が大幅減便、2022年には土日全便が土崎駅止まり、2023年にはその土日の土崎駅止まりもなくなるとともに、飯島北行きの上りもなくなって、残る下りも秋田駅17:05→飯島北17:37の1本だけになっていた。

上記のように段階的に本数が減り続けたこと、新国道経由があることで、今回の廃止で影響を受ける人は限られてはいそうではある。


・県庁市役所・臨海十字路経由県立プール線 スケート場経由(147系統)西口~県庁~臨海十字路~臨海営業所前~スケート場前~県立プール前
臨海バイパスを通って秋田運河を渡って、向浜へ行く路線。県立プールより手前で県道65号を外れて、県立スケート場に立ち寄る系統が廃止。通常のプール行き(146)に。
バス停は、青少年交流センター入口~スケート場前~県立武道館前の順で、スケート場前のみ廃止。
スケート場会場期間中(時刻表では「スケート場会場時」と表記)のみ、かつ指定された便のみが、スケート場経由となる方式。オフシーズンは経由しない146系統で運転するが、スケート場通過後の時刻は変わらず。

昨シーズンの秋田県立スケート場の営業は、10月20日~3月20日、平日12時~20時、土日祝・小中学校冬春休み中9時30分~19時。
バスのほうは、平日は駅発9:30~15:30(最終)の5本、県立プール発12:00(始発)~16:00の4本がスケート場経由。駅発7、8時台2本、プール発17時台2本は経由せず。
土日は駅発9:30~16:30(最終)の8本、プール発は11:00~17:00の7本全便が経由。駅発8時台2本が経由せず。
長期休業中でない平日午前は、非営業のスケート場へ入っていたということか。また、平日17時台は営業していても入らないのか。

これも元市営バス路線で、当時も営業期間中かつ指定便のみがスケート場経由だったが、20時台の最終まで立ち寄っていた。
1986年夏には、スケート場で「秋田博'86」が開催され、奥羽本線貨物支線~秋田臨海鉄道の特別列車とともに、市営バスも増便して運行されていた。→この記事など。

【7日追記・市営バス時代について。ダイヤ改正と無関係なので読み飛ばしてください】
体育施設には縁がないので忘れていたが、先代の県立プールは、スケート場を夏の間だけプールとして営業するものであった。ということは、秋田博’86の時は、プールがない夏だったのか(2002年まで八橋に市営プールはあった)。

そして、バス路線は「スケート場線」の名称だった。これも忘れていた。
スケート場=プールで、スケート場がメインだったとすれば、それは妥当だが、よく分からないのが、その当時でも、スケート場行きと県立プール行きの系統が分かれていた、つまりバス停が別だったこと(玄関が別だったとかだろうか?)。
スケート場発着が基本系統。朝夕の数本が「プ」印の県立プール行き/発とされた。
さらに、県立プール開場中はプールまで運行する旨の注記もあった。
ということでよく分からないが、スケート場へは通年運行、夏は全便がプールまで延長運行し、秋~春は「プ」印便のみがプールへ行っていたということだろうか。
なお、1995年度までは、さらに先の東北製紙まで行く系統もあった。

1998年の冬ダイヤまではそうした扱いで、(1999年のダイヤは不明)2000年度の冬ダイヤでは、「県立プール線」となって現在の体制に変わった。
現在の、通年利用可能な県立プール(秋田県立総合プールという名だそう)が2001年1月にオープンしたそうなので、それに合わせて、主客転倒して路線名変更、路線延長が行われたことになる。(以上追記)



今後は、県立武道館前バス停で乗降し、300メートルほど歩くことになる。駅方面から来る時はいいのだが、帰りの上りバス停は、中央分離帯がある県道を、信号機がない横断歩道で渡らないとならない。時間に余裕をもって、充分安全確認を。


●目立った変更がある路線を中心に詳細
※数分~数十分の時刻移動は、ここでは取り上げません。
※以下、掲載順、路線名、バス停名は、運行事業者による告知とは異なるものがあります。秋田駅西口を「秋田駅」「駅」、土日祝ダイヤを「土日」と記します。表記する時刻は、旧ダイヤでの始発バス停発車時刻を原則とします。
※見間違いや勘違いがあり得ます。利用の際は、各自、公式な情報で充分に確認してください。

【7日訂正・見間違えでした。五城目線は増減なし】・新国道経由五城目 西口~新国道~土崎~飯島北~五城目
土日 2往復減便 1日2往復に(五城目発では6:30、14:30、16:25、17:10→7:30、15:30)
→他路線の代替増便等はなし

・【再掲】新国道経由追分線 平日 県立大学経由を非経由に

新国道土崎線 西口~新国道~土崎~飯島北
平日 下り 13:45飯島北行き→14:10土崎駅止まりに短縮
最終便(土崎駅止まり)駅21:30→21:15

上り 土崎駅始発14:20増便→新国道区間で間隔が40分空いていた箇所への増便
飯島北14:50→土崎駅始発14:55に短縮→110系統(飯島北始発便)としては12:50が最終に

・新国道経由セリオン線 西口~新国道~セリオン
平日 上り セリオン13:20増便→新国道区間で間隔が38分空いていた箇所への増便

新国道では、平日午後の上りで、運行間隔が空いていた箇所を埋める増便がある。しかし、13時台では38分空く【7日以下取り消し】し、土日は五城目線がさらに減便。新国道経由がここまで減ってしまい、それでなんとかなっているというのが現実なのだが、もう少し、なんとか増やせないものだろうか。

・【再掲】県庁・寺内経由土崎線 平日のみ 下り駅17:05発飯島北行きを土崎駅止まりに


神田線 西口~通町~天徳寺前~旭野団地~外旭川市営住宅~秋田厚生医療センター
平日 下り 駅11:05、12時台2本のうち1本(いずれも外旭川市営住宅止まり【19日訂正】外旭川西谷地 非経由 医療センター行き)減便
上り 外旭川市営住宅回転地12:13【19日訂正】医療センター12:05減便

土日 下り 8、12、16時台を外旭川市営住宅止まりに。厚生医療センター行きは7~15時台に7本

上り9、13、17時台を外旭川市営住宅始発に。厚生医療センター始発は7~16時台に8本

添川線 平日のみ 西口~通町~天徳寺前~添川~蓬田上丁
下り 秋田駅9:45、上り 蓬田上丁13:15減便  8往復に
→2年前に廃止を免れたものの、どうなるかと思っていたが、この程度の減便で済んだ。

泉ハイタウン線 西口~通町~聖園短大前~泉駅前広場
平日 下り 駅11:40、上り 泉駅前広場12:00減便


広面御所野線 秋田駅東口~日赤病院~イオンモール秋田~中央シルバーエリア
土日 下り 東口10:40、15:10、上り中央シルバーエリア11:40、16:10(15時台時刻移動あり)増便 10往復に


牛島経由御野場団地線 西口~牛島東五丁目~御野場団地
土日 下り 始発秋田駅11:30→10:40、上り 御野場12:00→11:10

・牛島経由仁井田御所野線 西口~牛島東五丁目~御野場団地~イオンモール秋田
土日 下り 秋田駅15:10、上りイオンモール12:30、16:25増便 11往復に
※平日土日とも上り最終便は、秋田県内でいちばん遅い時刻のバスのはず。昨年は1時間繰り上がったが、今回も若干、繰り上がってイオン21:15(秋田駅21:47着)が21:05(21:37)に。駅着後の入庫便の県庁経由大川反車庫行きも繰り上げ。

・【冒頭のリンクも参照】大住・みなみ野団地線 西口~イオン秋田中央店前~大住団地~牛島西四丁目
平日 下り 秋田駅10:35、13:00、14:40増便 始発・最終は変わらず、9時台~18時台までほぼ毎時1本・1日10本
上り 牛島西四丁目10:15、12:10、13:35(14時台移動あり)増便 始発・最終は変わらず、7時台~17時台・1日9本

土日 下り 秋田駅9:00(始発)、13:10(14時台移動あり)、15:50増便 1日6本
上り 牛島西四丁目12:05増便 1日6本

第44回秋田市地域公共交通協議会では「現行の1.5~1.6倍ほどまで増やす予定である。」との発言があったが、実際には1.2~2.0倍の増便となった。


川尻割山線 西口~通町~川尻~商業高校グラウンド前/船場町~運転免許センター前~南浜回転地
平日 上り 南浜回転地7:40商業高校経由減便、前後の船場町経由も含めて時刻移動

新屋線 西口~通町~大町/卸町~新屋・西部市民サービスセンター(~新屋高校/大森山)
平日 下り 駅15:55減便
上り 新屋7:30減便
9:35大町経由、10:00卸町経由→9:40卸町、10:10大町に経由地入れ替え

新屋西線 西口~県庁~川尻~栗田神社前/新屋県営住宅~新屋・西部市民サービスセンター(~新屋高校)
平日 下り 駅7:50栗田神社前経由新屋高校行き(721系統)→県営住宅経由新屋高校行き(723)に経由地変更
新屋高校行きは、栗田神社前経由は始発7:15の1本、県営住宅経由は2本に。西線全体では栗田神社前経由(720、721)12本、県営住宅経由(722、723)11本。

上り 新屋7:00、8時台1本、13:25の3本を減便。前後の便の経由地を入れ替えて、結果的に栗田神社前経由3本減少。※改正前と同時刻で経由地が変わる便があるので注意
栗田神社前経由、県営住宅経由とも11本ずつ。
なお、土日は下り栗田神社前11、県営住宅4、上り栗田神社前9、県営住宅5と、元祖西線がいぜん優勢。

 

以上、はてなブログに不慣れで、見づらくなってしまってすみません。

 

※改正時には、恒例の行き先表示の表示内容変更も一部で行われ、「ドン・キホーテ」の表示が出現するなどした。この記事にて