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空き家の彼岸花

gooブログでは、1つの記事に1つのカテゴリーしか設定できませんでしたが、はてなブログは複数設定できるので、この記事は季節風景カテゴリーと動植物カテゴリーの2つとします。

秋田市中央地域で咲いていたヒガンバナ

今年はまさにお彼岸の頃には咲いていた。例年、似たような開花状況かと思うので、猛暑の影響は少なかったのかもしれない。
例年といっても、昔は秋田市内でヒガンバナの花を見ることはまずなかった。
2000年代だったかと思うが、ヒガンバナの北限は、秋田市の南、由利本荘市松ヶ崎だという話を聞いた(秋田テレビのニュースだったか?)ことがあった。
個人的な感覚だが、秋田市内では2009年辺りから、川の土手、民家の庭、秋田市役所先代庁舎前などで見かけるようになり、近年はそれがいくらか増えているように感じている。秋田ではまだ珍しい植物ではあるものの、気候変動の影響で、ヒガンバナが生育しやすくなったのか。
なお、日本のヒガンバナは、種子ができない3倍体。有史以前に、中国から持ちこまれた帰化植物とされている。秋田のあちこちで増えているのも、人為的に植えられたか、工事で入れられた土の中に球根が混ざっていた、といったことが原因になろう。


冒頭のヒガンバナが咲いていたのは、こんな場所。

解体されて更地になった民家跡。ブロック塀と門柱だけが残され(安全上、撤去したほうが良さそう)、門の周りに生えている。
Googleマップストリートビューをさかのぼると、2022年10月時点ではまだお住まいだったようで、2024年5月には更地になっていた。
門から玄関までセメント敷きのアプローチがあって、その左右に植栽があった。2020年10月では現在とだいたい同じ位置に、現在より若干多いヒガンバナ(咲き終わった花殻)がある。2012年10月では右側に1本しか見えない。
ということは、【10月2日補足・かつての主が植えて、世話されながら】2010年代に繁殖し、更地になっても球根は残って、咲き続けていることになる。


近くの別の民家。

塀越しに、ムラサキシキブの近縁のコムラサキ。奥に見えているヨウシュヤマゴボウ関連記事)の繁茂からすると、こちらも空き家だろうか。