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男鹿線工事運休の代走

鉄道の線路や周辺の保守点検作業といえば、終電後、夜中に実施するものだった。しかし、近年は、効率化・安全性と働き方改革の点から、昼間に列車を運休して行うこともある。
JR東日本男鹿線でも、「まくらぎなどを交換する「設備メンテナンス」」として2025年11月4日(火)・5日(水)に実施された。
こういう運休は、大都会では土曜日など休日のこともあるが、地方では火曜日や水曜日が多いと思う。平日の他の曜日と比べて、利用が減るのだろう。
昔(1990年代まで)、百貨店や総合スーパーに、週1回の定休日があった頃は、火曜日(イトーヨーカドー)と水曜日(ダイエージャスコ)が多かったのも同じ理由かもしれないし、今、火曜市なんかをやっているのも客が来ない日の集客のためなのだろうか。あと、1990年代頃に、東北本線の盛岡~北上辺りで、火曜日に運休する普通列車があったはずだけど、それもそういう事情なのか。

 

今回の運休は、秋田発10時38分、12時08分、13時46分、男鹿発10時46分、12時17分、13時54分の上下3本ずつ。
男鹿線内・追分~男鹿間では代行輸送は行われず、上下とも6時間ほど空く。車両の運用としては、男鹿駅で6時間待機する編成が生じる。

一方、奥羽本線に乗り入れる秋田~追分間では、同時刻の臨時列車が運行。
列車番号は、定期1130Mに対し臨時9630Mと、原番号+8500。100の位が「6」であることからして、通称・奥羽北線内完結を示しているし、JR東日本公式サイトの時刻表でも、臨時列車は男鹿線でなく奥羽本線のほうに表示。

 

ついでがあったので、代走臨時列車を観察。

秋田駅中央改札口外の発車標
追分行きが1135M代走の9635M。
北方面の発車標は、3行のうち上2行を奥羽北線、下1行を男鹿線と分けている。そのため、直近の発車が男鹿線の列車であっても、いちばん下に表示されるという、ちょっと分かりにくい構成。
臨時列車は奥羽本線内完結だから上2行に表示されるかと思いきや、男鹿線のほうに表示された。作業手順としては、通常の表示を単純に入れ替えたのだろうが、これでいいのか。運休を知らない人や、知っていても追分で代行バスなどに乗り継ぎできると誤解する人がいるかもしれない。改札口横に案内はあったが、構内放送はそんなに流れていなかったと思うし…

 

運休列車は、いずれもEV-E801系電車2両編成のワンマン運転
臨時列車も同じ編成だろうと予想、行き先表示や自動放送が対応するのか興味があったが、外れた。
駅に行く前に運行情報サイト「どこトレ」を見ると、「3両」で運行されていた。ということは、

土崎駅に入る1134M代走9634M
701系電車3両編成。
行き先表示は「臨時」ではなく、きちんと「追分」や「秋田」を表示。701系には定期で追分行きがあるので、セットされている。
おそらく同じ編成が行ったり来たりだろうから、2018年の秋田県立博物館の鉄道展の臨時列車と同じ方式。
持て余し気味の701系3両編成の有効活用にはなるが、車掌が必要。JR東日本としては待機要員で何とでもなるのだろう。
奇しくも2018年と同じN2編成だった【6日追記・4日はN7編成が充当されたとのこと】。貫通扉の表記は「N-2.」だったのが「N2.」に変わっているが、それは秋田支社のこだわりのなさによるものでしょう。全般検査など整備を受けて間もないのか、車体はピカピカ。速度照査式の自動列車停止装置ATS-P関連記事)も搭載されていたから、当分、使うつもりなのでしょう。

なお、EV-E801系のG4編成は、秋田総合車両センター(旧・土崎工場)へ点検整備のため入場中だったようで、5日に試運転を行っていた。

 

追分14時31分→秋田14時48分の9634Mに乗車。
この区間では、前の列車との運行間隔は40分強。
通常なら、立ち客は出ないが、座席はさらっと埋まる感じの乗車率。沿線の高校が早上がりだと混雑するけど。
男鹿線内から乗り通す人が多ければ、ガラガラだと思ったが、そうではないのか、乗客数はいつもと大差ないように感じた。でも収容力1.5倍の3両編成だから、どっちみち車内はスカスカ。かなり久しぶりの3両編成に揺られた。

代走列車の秋田駅の発着番線は、基本的には通常と同じだが、この9634Mは1番線から8番線着に変更。この折返しに相当する男鹿行きから運行が再開されるため、1番線での入れ替えの手間を省くためだろう。