イオン秋田中央店のインストアベーカリー「パン工場」。フジパン系列のフジパンストアーが運営している。【2026年4月10日追記・「パン工場 秋田中央」は2026年4月20日で閉店。4月29日から新たなベーカリーが入る。】
※イオングループの店舗でも、フジパンと無関係のインストアベーカリーも多い。一方、フジパンストアーでは、イオン以外のスーパーのベーカリー(ブランド名はまちまち)も展開している。
2023年に記事にしたように、バラエティパックと称する、税込み540円のまとめ売りを時々買っていた。だが近年は、物価上昇により入り数が減ったり、別の(直営?)ベーカリーがあるイオンスタイル山王によく行くようになったりして、ご無沙汰だった。
久しぶりに購入。
袋ごとに組み合わせは異なる
小さくて安いパンが多めに入る火曜版ではない、通常版ではあるが、4個しか入っていない。でも、今回の4個をバラで買った場合の合計額は939.6円だから、だいぶ得ではある。
「生・ピザ(たっぷりコーン) 1ピース」本来の価格194.4円、「バタークロワッサン」216円、「ラズベリーショコラ」259.2円、「カフェロティ」270円。
ラズベリーショコラは新商品のようだ。カフェロティも、前はなかったと思う。そのカフェロティ。
カフェロティ 1個434kcal
いびつなドーム型の外周を、ひさしのような耳というか縁が囲っている。
これって、UFOパン、帽子パンと呼ばれるものでは!! ※個人的には「UFOパン」「耳」なので、以下、そう表記します。2014年のヤマザキ製品。 本場のぼうしパン。
冒頭のリンクの2023年の記事では「ボルガパン」を取り上げた。
その時調べたら、一般的なボルガパンには耳があって、つまり、UFOパンを指すようだったが、パン工場のボルガパンには耳がなく、UFOとは呼べないし、肝心の耳がなくてはつまらなかった。
その後、別の名でUFOパンが登場したのか?!

それにしても、耳の感じ(質感やくっつきかた)が、僕にとってはUFOパンの原点である、秋田県湯沢市の菓子店くらたのベーカリーの「ドリーム」によく似ている(と思う)。



耳の取れ具合もそっくり
食べようと、ドームを手で割ると、プシューと空気が抜ける音がした?
中は空洞!
これまで食べたUFOパンは、中はパン生地が詰まっていた。その点ではボルガパンも同じ。
だけど、このカフェロティは、中の半分以上が空洞だった。
食べると、耳は、食感や甘さを初め、くらたドリームによく似ている(と思う)。「カフェ」ロティだから、コーヒー味が付いている。
ドーム部分も、表面はコーヒー味で、中に少ししかない白いパン生地は、見た目通りのパン。
一方、空洞の内側。ツルツルしているし、なんかしょっぱい。塩味がアクセントなのかもしれないが、違和感でもあるような。
耳を楽しみとして、また食べてもいいかな。コーヒー味でないのがあってもいいのにと思うが、それでは「カフェ」ロティではなくなる。
そもそもカフェロティとは何なのか調べた。
「ロティ」は、サンスクリット語で「パン」を意味するので、カフェロティは「コーヒーパン」。「カフェロッティ」とする店もあるようだが、「roti」なので「ロティ」のほうが忠実そう。
マレーシア発祥で、2010年代にアジア各国でブームになり、日本には韓国経由で広まったらしい。耳はあるものとないものが存在するようだ。
中に空洞があるのが普通。バター/マーガリンの塩味も特徴のようだが、今回のものは塩そのものの味のような…
大手メーカーの大量生産パンでは、以下の3社がいずれも「カフェロティ」の商品名で発売していたのをネットで確認できるが、見覚えはない。
・フジパン 2012年 メープルソースが入って、多少の耳
・白石食品工業(シライシパン、岩手) 2012年
・山崎製パン 2019年春頃 中にコーヒー風味ホイップクリーム、明確な耳はなし
ということで、昔からあるUFOパンとは由来が異なるもので、他人の空似になったものが、カフェロティなのではないだろうか。
それが、ブームから10年以上遅れて、なぜかパン工場で売られたということか。
【12日追記・パン工場としてはいち押し商品のようで、大量に陳列されていて「コーヒーのほろ苦さとマーガリンの塩味が絶妙に調和した新感覚のパン」のPOPが出ていた。マーガリンの塩味なのか…】