秋田市街地の建物解体シリーズ。直近は、保戸野の米穀店跡、日新小学校旧校舎など。
現在。中央から右の更地に建物があった
背後の高い建物は、土手長町通り・広小路西交差点付近に新しくできたマンション。右隣は秋田中央警察署(こちらが裏面)。
前から気になっているのだが、中央署の4階付近の南壁面に飛び出た部分は、どんな意味があるのでしょう。
手前左の建物は教会で、その北側の建物が解体された。
この教会の名称は、公式サイトでは「カトリック秋田教会」とされている。一方、現地では、門柱の銘板は「秋田広小路カトリック教会」、隣接する書院(キリスト教関係の書籍販売店)の壁は「秋田カトリック教会」となっている。ただ、今回の解体時に、「秋田広小路~」の門柱が撤去。
所在地は、千秋明徳町1番48号。前の道路は愛称・古川堀反通り/古川堀端通り。上記、書院がある敷地南東角は、広小路の木内(きのうち)前のスクランブル交差点に面している。木内とは、交差点をはさんで斜め向かいで、数十年前はにぎやかな場所にある教会だったことになる。
解体に気付いたのは2025年12月だが、着工は11月以前か。更地になったのは2026年2月頃。
逆側から2026年1月下旬。左奥が広小路との交差点
道路際の壁は、船の舳先ほどではないが、ややとがった形状。そこに、明かり採りなのだろう、あみだくじのような格子状のすりガラスの窓がある。【29日追記・教会本体入口の階段の風よけのような壁も、類似した意匠。】
2026年1月上旬
2025年12月中旬
2012年10月撮影 Googleマップストリートビューより
↑道路際の塀は、2018年~2019年の間に低くされた。
白かった外壁を先にはがしてから、解体したようだ。
外壁は、途中4か所で縦方向に赤茶色のレンガ風の部分があり、アクセントになっていた。反対側の書院も、外壁が同じようなレンガ風なので、統一性を持たせているのだろう(できたのは書院が後か。色的にはセブン-イレブンっぽくもあるけれど)。
解体されたのは、教会本体とは別棟の東西に長い2階建て。どういう用途か意識したこともなかったが、今にして思えば宿舎のようなものかもしれない。
古そうだし、ずっと以前からあった建物のはずだが、どのくらい古いかは不明。教会ホームページに「聖堂」は1962(昭和37)年完成とあるのは、教会本体のことだろう。教会自体は明治初期から続く。
【29日コメントいただき追記】教会のホームページにひっそりと、「2025年11月1日から始まる司祭館解体工事」とのお知らせがアップされていた。ということで、解体されたのは「司祭館」。(以上追記)
同じく意識していなかったが、中央署の正面・土手長町通り側から、駐車場越しにこの建物が見えた。教会の「お告げの鐘(という名で1995年竣工とは知らなかった)」が見えるのは知っていたけれど。
2026年1月上旬。奥の茶色い建物は秋田キャッスルホテル
2026年2月下旬
広小路沿いの建物の後ろ姿や、キャッスル前のアーケードの一部が見通せるようになった。
跡は、教会の駐車場にでもなるだろうか。
この近くで、もう1つ別の解体もあったので続く。