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生鮮市場閉店後

秋田市中央地域、保戸野(ほどの)地区の泉地区との境にあった、JR東日本系列の食品スーパー「秋田生鮮市場保戸野店」が2026年3月29日で閉店した。


3月20日に最後の折込チラシが入った。

チラシで閉店への言及があったのはこの回のみ。

その頃、買い物した客には「御礼」の品が渡された。河辺の田口商店の2025年度秋田県産あきたこまち150g


閉店後、建物がどうなるのか、後継店などが来るのかどうか、分からなかった。
4月に入っても、駐車場の一部(隣接のサンキューカット用の駐車場は開放)が封鎖された程度で、目立った動きはなかった。
2面あった「生鮮市場」の巨大文字も、冒頭の写真のようにそのまま。ゆうちょ銀行秋田店移転時もそうだったが、昔お役所だったところは、仕事が遅いのか。

 

4月20日になると、

冷蔵ケースがずらり
駐車場に冷蔵ケースが出されていた。ボディカラーの赤が目立つが、言われてみればそうだった。店内ではそれほどでもなかった。
その他、休憩コーナーの椅子、バックヤードにあったであろうエアコン、洗濯機、炊飯器、流し台などもあった。
それらが運びされて、ゴールデンウィークに入った。

 

連休明け、まだ中に残っていたものが運び出され、いよいよすっからかんになったようだ。この後、どうなるのか。

中は柱だけになったようだ
建物を解体する時、昔は重機でぶっ壊したものだが、今はリサイクルの都合などがあるようで丁寧にバラしていく。改修工事をするかのように。
だから、この状況では判断がつかなかった。

築25年でボヤもあった建物。現在のスーパーマーケットとしては広くない。スーパー以外の店舗に転用するのも大変かもしれない。解体するだろうと思っていた。

 

ところが、1週間ほど前、ネットで新しい店が入るのではとの情報が流れた。同じ所在地を勤務地とする求人募集がされているという。
今週に入って(27日受付)、ハローワークにも求人が出た。
「業務スーパー秋田保戸野店」で2026年7月下旬オープン予定

業務スーパーは秋田県内に5店舗。うち秋田市内では秋田市民市場店と秋田仁井田店があり、新潟県の株式会社オーシャンシステムがフランチャイズで運営。保戸野店もオーシャンシステムのようで、連絡先は市民市場店。
仁井田店は酒を扱わなかったり、店によって扱い商品が違うようだが、とりあえずは、この一帯で食品入手場所はなくならずに済むようだ。惣菜調理スタッフの求人もあるので、弁当やおかずも買えそう。

 

今週になって、
建物外壁が覆われた
「生鮮市場」の文字もついに撤去。
本格的に業務スーパーへの改装工事が行われるのだろう。

 

ところで、「居抜き/居抜き物件」という言葉がある。
ネット上では、今回のようなケースを指して「居抜きで業務スーパーが…」といった言い回しが見られるし、飲食店が非飲食店になるような場合も居抜きとする人もいるが、適切ではないと思われる。
居抜きとは、従前の内装や設備・什器を、後継者がそのまま使うこと。生鮮市場時代の中身を全部出して、全面改装して業務スーパーになるのだから、居抜きとは呼べない。