秋田駅から自由通路・ぽぽろーどを西へ進んで、仲小路との間の大屋根下(秋田駅前大屋根通り)。
北側は西武秋田店(とANAクラウンプラザホテル秋田)の裏面。東寄りには店舗出入口があるが、西寄りは搬入口が近いこともあって、壁。その壁に、ショーウインドウっぽいものがある。
(再掲)
販売商品のディスプレイではなく、実質、広告スペース。
その1つ。

複数の企業名が表示されている。「お買い物は秋田西武・地元専門店をご利用ください。」ともあるが、「秋田西武」は2009年8月のそごう・西武発足前の名称。ちなみに、2006年3月までは「ほんきん西武(元の地元百貨店・本金にちなむ)」だったので、「秋田西武」を名乗ったのは3年ちょっと。
エリアなかいちの「秋田犬ステーション」の案内をしているためか、ウインドウ内には秋田犬のぬいぐるみやグッズが置かれている。
気付いたのは2026年4月初め頃だった(上の写真)。ディスプレイがなんかおかしい。
左奥のハンドタオルみたいなのがかかった白い板が後ろにもたれかかっている。
中央の秋田犬2頭が描かれたパネルは、床面にほぼ寝ていて、あまり見えない。もともとは立っていたのでは?
最初からこういう配置だったとは思えないのだけど。
秋田犬パネルが立っていたのだとすれば、それによって隠されていたものが露出している。

ニッパーくんのVictorロゴの箱型の機械。
「PA-904 SYSTEM AMPLIFIER」とある。
呼び出し放送やBGM拡声などを行う「システムアンプPA-900シリーズ」。現在は生産終了。
ここにあるのは日本ビクター時代の製造なのだと思われるが、JVCブランドでも製造され、株式会社JVCケンウッド・公共産業システムの2024年6月作成のパンフレットがネットで見られた。904はいちばん安い、出力40Wモデルで、希望小売価格13万円(税抜き)。
【4日補足・PA-900の後継機種と思われる「PA-SA100シリーズ」は、Victorロゴ。ビクターブランドは復活傾向なのか。PA-900シリーズは、JVCロゴの商品画像を確認している。】
ショーウインドウ内のアンプは、何のためにあるのか。電源は切られているから、これで店内放送をしているわけではなかろう。西武の店内放送といえば、チャイム代わりのシューベルト「ピアノ五重奏曲「鱒(ます)」」だと思うが、秋田店以外でも使わているのかな。
たしか昔は、秋田犬がなくて、テレビが置かれて、秋田ケーブルテレビの映像が流れていたかと思う。また、今も隣の枠では大画面ディスプレイで広告映像が流れている。それらに音声を付けて放映するときのアンプなのか【24日追記・現在も音声付きで放映されていたので、現時点ではこのアンプは無関係のようだ】。
少なくとも2か月経過した現在も、ウインドウ内は変わっていない。寂れた秋田市中心市街地といえども、大屋根下は多くの人が通るし、イベントも開催される。このウインドウに気付く人、目を向ける人はいるのだろうか。僕も、以前の状況を覚えていないのですけれども。