●NHK弘前
さくらまつり期間中、弘前駅前からの公園直行100円シャトルバスが到着するのが、中央高校や東門近くの「文化センター前」停留所(土手町循環100円バスや一般路線バスも通る)。
バス停の名称は、弘前市の施設「弘前文化センター」(「弘前文化会館」と「弘前市立中央公民館」が入る)にちなむものだが、その真向かい、ちょうどシャトルバスが停まる側のバス停の前には、
NHKがある秋田市役所隣にあった旧NHK秋田放送局(2008年に駅東口に移転)を少し小さくしたような雰囲気の建物。壁面の卵のロゴの下には「NHK文化センター」と表示がある。
祝日はお休みで玄関が閉まっていたが、
ドアの上には「日本放送協会弘前放送会館」、右の看板は「NHKカルチャー NHK文化センター 弘前教室」とあるここでNHKの国内の出先機関や弘前にあるNHK組織の変遷について整理してみる(参考:公式サイトとWikipedia)。
「放送局」:営業(受信料徴収など)や番組制作スタッフ、アナウンサーが配置され、ローカル番組を作って電波を出している。各県庁所在地と北九州、北海道内6市にある。
たまに「秋田支局」などと呼ぶ人がいるが、“支局”は別の組織なので間違い。略すなら、「秋田局」が妥当。
「報道室」「通信部」:各放送局の下、特定の地域内の取材拠点。記者が1人で詰めているような感じ? 青森局では三沢とむつ、秋田局では横手、大館、能代にある。
「支局」:取材拠点+営業拠点のようだ。つまり番組を作ったり、電波を出したりはしないのが放送局との違いかな。
秋田には支局はないが、東北に比較的多く、弘前・八戸・鶴岡・郡山・いわきにあり、他地域では松本、浜松、米子などにある。元々は電波を出す「放送局」だったが、1970~80年代にNHK合理化の一環として番組制作や電波を出す機能が県庁所在地の放送局に集約され、“支局”という組織に格下げされたようだ。
「NHKカルチャー」:NHKの関連会社「NHK文化センター」が運営するカルチャーセンター。全国各地に教室を展開しており、東北地方では秋田以外の各県にある。
なお、例えば秋田放送局の建物のことを「秋田放送会館」と呼ぶこともあるようだが、上の写真の通り「弘前放送会館」とも言うらしいから、「放送会館」とは、放送局や支局などに関わらず、「NHKの建物」といった程度の意味合いなのではないだろうか。
NHK弘前の歴史を見ると、弘前放送局が開局したのは1938(昭和13)年で、東北では仙台・秋田・山形に次いで4番目、青森放送局よりも3年早く開局している。
1967年に現在地に移転し、1975年にアナウンサーと制作スタッフが青森局に吸収、1986年にカルチャー教室を開始、1988年に支局に改称されている。
秋田放送局の先代局舎は1964年にできたので、3年しか違わない弘前と建物が似ているのには納得。
ところで、山本和之さんというNHKアナウンサーをご存じだろうか。東京の放送センターに在籍したこともあり、「NHK特集・地球大紀行」(1987年)やニュースなどに出演していた。
弘前市のご出身だそうで、アナウンス業務を離れて、数年前に弘前支局長として故郷へ赴任、イベントを伝える東北6県向けニュースでちらりと姿が映ったりもした。現在は、NHK文化センター弘前支社長に転じているそうだ。
※その後、2021年末の状況。
●消防車のナンバー
以前、希望ナンバー制度を利用して、ナンバープレートが「119」の消防車両が全国各地に多いことを紹介した。(秋田市、高知市)
弘前市(弘前地区消防事務組合)でも、弘前市役所そばの弘前消防署に「119」の車両が1台配置されていたが、先日訪れた時はお留守だった。(出動中ではなく、交通規制対応でよそへ“避難”していたのかも)
他の車両を見ると、
新しそうな、はしご車?車体にペイントされた番号が「5」で、ナンバーも「・・・5」。これも希望ナンバーかと思ったが、「青森800」だから、ルールに従えばそうではない。(希望ナンバーなら830から898でなければいけない)
偶然にしては話がよすぎるから、逆にナンバーが「・・・5」だから「5」と車体に書いたのか?(バス会社ではそういう管理をする所もある)
RV車みたいなのこれは「青森88」だから、希望ナンバー制度開始以前のものだが、なんか「20-01」という番号が整いすぎているような気もしなくはない。2001年導入とか?
通常の希望ナンバー制度とは別に、番号を割り当てるような仕組みがあったのだろうか??
●パトカーの絵
消防車の次は警察のパトカー。
青森県警のパトカー前のドアの黒い部分、「青森県」の下に何か印が…
白鳥“青森県の鳥”である、ハクチョウが描かれている。写真のような小型車からクラウンなど大型セダンまで、全車両に描かれているようだ。(ワゴン車等は未確認)
全国的にみても、イラストを描いたパトカーは珍しいようだ。
●家中、町中、なんでも
警察つながりで、次は信号機。
信号機は、警察庁が全国共通の基準のようなものを定めているが、細かい規格を決めて発注するのは各都道府県警。
だから、県によってメーカーに偏りがあったり、仕様が異なったりする。地域性や気候、設置業者による差もあるだろう。
弘前公園近くの歩行者用信号機。なんとなく背中が丸っこい秋田ではあまり見かけない形だなと思って銘板を見ると…
「松下電器産業株式会社」(2004年製造)。現在のパナソニック株式会社製信号機は大手の老舗専門メーカーが3社あるが、他にもいくつかの企業が製造していて、松下グループもその1つ(実際には大手に製造を委託しているようだ)。
グループ内では松下通信工業→松下電器産業→松下電工(現パナソニック電工)と担当する企業が変遷しているようだ。
秋田市内にも「松下通信工業」製の古い電球式の信号機が設置されているが、LED式など最近のものは見ていなかった。
郵便ポストまで作ってしまうメーカーだから、信号機を作っていても不思議ではないけど、「♪うち中、町中、なんでもナショナル」だ。
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●フードは長い方がいい?
土手町から弘前大学方面へ向かう「富田大通り」では、いくつかの交差点の信号機が更新されていた。
変則的な形の交差点なので、背中合わせになっている秋田にあるのと同仕様の薄型&短いフード(庇)の“お弁当箱”形の歩行者信号機だ。2009年2月製造となっていた。
やっぱり見る度に違和感というか、おもしろい物だなと思ってしまう。
同じ通りの別の交差点では、
本体は薄型だが、フードは従来並みの長いものこちらは2009年12月製造。
つまり、秋田県同様、一旦は短くしていたフードを、再び長いものに戻したことになる。製造月から判断すると、2009年中に方針を転換したことになる(秋田も同じかな)。やはり雪対策だろうか。
フードが長くなっただけで、違和感をほとんど感じなくなってしまうのもおもしろい。
弘前市は城下町特有の狭くて特殊な形状の交差点が多く残る。従来型の厚い信号機が、軒先ぎりぎりに設置されていたような場所でも、この薄型なら無理なく設置できそうだ。
※続きはこちら
●見やすいLED“面拡散”
上の長いフードの歩行者用信号機が付いていた交差点では、車両用信号機も交換されていた。
拡大すると
LEDが大粒高知市内にあったのと同じ、見やすいように改良された「面拡散型」LEDの信号機(の縦型版)のようだ。
秋田県では、最近設置された信号機(手形山崎交差点など)でも、従来通りの小粒のLEDが採用されていた。秋田県警なりの考えがあってのことだろうが、単純に見た限りでは面拡散型の方が見やすいような気はする。
※続きはこちら(上のフードと同じリンク先です)
●傾いた電柱
短いフードの信号機があった、弘前大学正門隣、国立病院機構弘前病院前の交差点は、5方向の道が交わる(一方通行、病院出入口を含む)、なかなか複雑な形状。
赤矢印にご注目秋田市内の傾いた電柱を紹介したけれど、これも相当傾いてる!
信号機は地面に対して垂直に調整されている(ように見える?)昔は何度も通った場所だが、あまり記憶になかった。
位置を変えて真横から見ると
“あご”が出てるように見えるけど、あくまで信号機は地面に垂直で電柱が傾いてるのか??設置業者さんは苦労しただろう。