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ちょっとだけストリートビュー

ここ数日のことだろうか、ついに秋田市Googleストリートビューの公開が始まった!、かと思ったらそうでもなかった(ある意味始まったのは事実)出来事があったので紹介します。
ストリートビューに関する過去の記事:青森市(2011年12月)、弘前公園(2013年3月)、静岡県(2013年4月)

どういうことかというと、弘前公園と同じような特定の場所に限ったストリートビューが、秋田市内の施設でも公開されたということ。
公開されたのは4箇所。【31日追記】コメントでご指摘いただいたように、他に秋田県内3箇所でも公開されていたので、計7箇所(うち秋田市内5箇所)でした。
赤丸部分
金足の秋田県立博物館周辺、向浜の秋田県立野球場こまちスタジアム秋田大学手形キャンパス、秋田市大森山動物園
いずれも2012年9月に撮影されている。秋田市内でストリートビューの撮影車を見かけた時期と重なるが、これら4施設は自転車タイプの撮影機材を使っている(後述)。
動物園、大学構内、運動施設などをストリートビューで撮影するのは、他の地域でも既に行われているから、特筆すべきことではないようだ(けど記事にします)。


大森山動物園をちょっと詳しく見てみます。
青い線がストリートビュー公開部分
バス停付近からゲートまでの園外と遊園地を含む動物園内が撮影されている。
航空写真に重ねて正面ゲート付近
上の画像の赤い丸が正面ゲート。そこから左上にまっすぐ伸びるのが、バス停に通じる歩行者通路。
ストリートビューでは、左上のオレンジ色矢印を付けた部分に、園外と園内を行き来する線が5本もある。だけど、そんな道や通路は存在しない(線をたどって表示させると、園内と園外の間をワープするように画像が表示される)。
このように「ワープ」してしまうのは、一般の道路のストリートビューでもたまにある現象なのだが、大森山動物園では特に多いように感じた。

さらにおかしいのが、園外から正面ゲートを入ろうとした瞬間にストリートビューが途切れてしまうこと。
これでは、来園者気分でストリートビューを楽しめないし、坂の下に園内が広がる大森山動物園独特の景観を体験できない。
ということで、
園内側から正面ゲートを見上げる
この階段がネックで撮影できなかったのだろうか。園内の他の短い階段ではスロープ部分を通って撮影していると思われる箇所もあるのだけど。
【7月19日追記】現在の正面ゲートは、間もなくなくなることが分かった。入園者以外も利用できる休憩施設や売店を備えた「大屋根ビジターセンター(仮称)」が建設されるため。2013年9月に着工、2014年度初めに完成。工事中は蒸気機関車付近の仮設ゲートを使うとのこと。


園内のストリートビューはけっこう細かく・複雑にたどられている。上記のようなあり得ない地点どうしをつないでワープしてしまう箇所もあるし、何より地図上ではどこが何(施設名や動物名)か分からないので、けっこう使いにくい。
撮影された日は晴天。影の向きからすると、午前。
大森山動物園は9月に休園日がないこと、極めて少ないながら来園者が歩いていること、売店や遊園地が営業していること、飼育員(写っている人数は来園者より多い)が清掃などをしていることなども考えると、平日の開園直後の撮影ではないだろうか。
(ちなみに、仙台市八木山動物公園ストリートビューは2012年4月の曇りの休園日に撮影されている。)

したがって、展示場所に動物がいなくて代わりに飼育員さんがお掃除中みたいな場所もあって、動物たちをストリートビューであまり楽しめないのが残念ではある。アフリカゾウアミメキリン、王者の森のネコ科動物、ツキノワグマチンパンジーレッサーパンダなどは見られない。
さる山の前って、サルスベリの木があったのか!
ニホンザルたちは下のほうに固まっていて(食事中?)、あまり写っていない。フンボルトペンギンも同じで、1羽も泳いでいない。

その一方、カリフォルニアアシカの夫婦は、それぞれの定位置にいたし、
アライグマも写っている(後ろのさるっこの森は檻の中に飼育員がいる)
でも、このアライグマのうち1頭が今年3月に脱走し、見つかっていない。

フラミンゴの展示場の一部が、網から透明板に変更された。
その透明板に撮影風景が写り込んでいた
ヘルメットをかぶった人が運転する、三輪車の荷台にわりと高さのあるカメラが設置されているようだ。(低いと運転者の頭が写るからね)

となると、大森山動物園内を自転車が走行するのって、とても珍しいことのはず。
それに気づいた動物たちもいた。
シンリンオオカミ
他にもカメラ目線になっているアングルがあり、興味を示しているようだ。
(近所の犬さんも、自宅前を自転車が通ると目で追ったり吠えたりする。オオカミの仲間は本能的にこういう動きのものに反応するのかもしれない)

さらに興味津々だったのが、
フタコブラクダ夫婦
反対側を通っても、
また見てる

チンパンジーの森反対側の塩曳潟とテレビ塔
それなりに楽しめたけれど、王者の森の通路の屋根付き部分がカットされていたり(道路のストリートビューでは真っ暗な長いトンネル内も延々と見られるのだが)、裏道の物置きの中みたいなのが写っていたりしたのには配慮してほしかった。
それに、どうせ動物園内を見られるのなら、屋内の展示施設も見られると楽しいし、極力動物が展示場に出ている状態を撮影することもできたはず。


あとは簡単に。
県立博物館は、駐車場周辺と(水心苑とは別の)花菖蒲園。
駐車場は、妙に細かく撮影されている。
1台分ごと(?)に格子状に
何だかなあ…
どうせなら、日本庭園の水心苑の中、分館の重要文化財・旧奈良家住宅、博物館内の展示、あるいは県立小泉潟公園全体も見せてくれればいいのに。やっつけ仕事的なストリートビューに感じてしまった。


秋田大学
秋田大学正門
公開されているのは本部と2学部がある手形キャンパスだけ。
手形キャンパス
本部や校舎のあるエリアのほか、手形山中腹にある「鉱業博物館」周辺(昔は鉱山学部附属だったはずだが、今は大学院工学資源学研究科附属なんだ)と、道路を渡った2つの体育館のすき間を縫って、昨年だか一昨年にできた陸上競技場のトラックを1周するストリートビューが見られる。大森山動物園など比べれば、わりと大雑把なルート。
鉱業博物館前から手形キャンパス越しに秋田駅方向を眺める
上の画像では分かりづらいが、秋田駅東口のアルヴェ、千秋公園(小さく御隅櫓も)が確認でき、右に振れば男鹿半島も見える。
ストリートビューでランナー気分?!(国立競技場なども1周できる)
一方で、昨年、かつての建物の外観を復元してできた「ベンチャーインキュベーションセンター」は見られない。

9月なので構内に学生の姿はそう多くないが、休みを利用して教員免許の更新講習が行われていたようで、看板が立っている。
正門を入ってすぐの時計は15時41分

ここで話がそれますが、以前も書いたのだけど、秋大の学内禁煙に対する苦言。(秋大に限らず、弘前大学などでも同様の事象が発生している)
秋大など国立大学では、大学の敷地内を全面禁煙にしているところが多い。それは分煙ではないし、どうしても喫煙したい人(してしまう人)へのフォローは行なっていないようだ。
その結果、大学関係者と思われる複数の人物が、大学周辺の路上(特に門の近く)で喫煙をする光景が恒常的に見られる。
これでは、学内での受動喫煙はなくなるだろうが、通行人や近隣住民は逆に受動喫煙の機会や量が増えてしまいかねない。それに、大学関係者自身が喫煙することによる自身の健康被害はまったく変わらない。
全面禁煙はやぶさかでないが、目先のことだけとらわれ、本来の目的や大学以外を含めた全体的な影響を考えていないのが現状である。

ストリートビューでも、門の周辺で喫煙と思しき行為を行う、大学関係者と思しき人物が複数写っている。(顔にボカシが入っていて、喫煙しているかどうかは判別できない)
自らの恥を自ら世界中へ公開しているようなものですが…
秋田大学の全面禁煙は、その後、撤回された


で、毎度言いますが、Googleさん、秋田市内の道路のストリートビューはいつ公開するの? ※その後、やっと公開された