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竿燈の準備2010

もう7月も末。8月3日からの竿燈まつりも目前。
昨年も7月25日29日に竿燈まつりの準備風景をご紹介したので、今年のようすもご紹介します。

秋田駅周辺
・昨年同様、新幹線改札内にオブジェ(?)が置かれ、秋田に降り立った人を迎えている。
・改札口正面の自由通路(観光案内所付近)に、観覧席の特設チケット売場を設けているほか、観光案内所の特設屋台型カウンターみたいなのがあり、職員が座っている。歓迎の気持ちがあるのだろうが、すぐ後ろに本当の案内所があるんだから、存在意義がイマイチ不明。
・昨年は駅ビル「トピコ」入口に、一部町内の竿燈の提灯が下げられ、祭りムードを盛り立てていた。だが、今年は装飾がなく、いつもと同じ。盛り上がりに欠ける。

●お堀の広告提灯 昨年の記事
例年、千秋公園外堀・大手門の堀(秋田駅寄り、ハスのある方)沿いの広小路の歩道に設置されていた、竿燈の協賛広告の提灯(裏面は赤丸)。

今年は、「展望デッキ」ができた隣の外堀、穴門の堀沿いに設置されていた。
デッキ部分には提灯がない
デッキ部分には、仮設支柱だけが立っているが、そこだけ支柱に紅白のテープが巻かれていた。
デッキの中から
今日もカルガモがいたけど、また逃げていった…

竿燈の昼のイベント(妙技会)は、2つの堀の間の「中土橋」で行われる。駅寄りの大手門の堀に広告提灯を設置すれば、駅から歩いて会場に向かう人の目に入っていたわけだが、駅から来て会場より先にある穴門の堀では、広告効果が低くなると思う。
なぜ設置場所を変えたのだろう? 寂れた中心市街地から視線をそらすため…?

●新登場アイテム
駅周辺から会場にかけての通りなどに、今まではなかった竿燈をPRするアイテムが設置されている。
旭川沿い
のぼり旗。赤い色で目立ち、華やかな感じがして悪くないと思う。
「竿燈まつり」とそれを意味する英語(“Kanto Festival”)・ハングル(読み書きできません)・中国語(“竿燈節”)も記載されている。

●置き竿燈
街頭などに竿燈を固定して設置するのが「置き竿燈」。秋田駅改札口前など常設のものもあるが、まつり前後の時期だけ設置されるものが多い。
昨年も紹介した、大町公園橋上に北都銀行が設置する置き竿燈は、
ない!!
たしか、通町にも北都銀行の置き竿燈があったはずだが、それもない。
今から設置するとは考えにくいので、やめてしまったのか。同行は、昨年10月に山形の銀行と経営統合したのが影響しているのだろうか。
竿燈会場に近く、路面に竿燈の提灯がデザインされた大町公園橋だけに、何もないのは寂しい。

それ以外の置き竿燈はあちこちにある。
秋田駅西口のJR東日本秋田支社
昨年と同じく、ホンモノの提灯を使った置き竿燈。(後述の市が設置するものとも提灯の色あいが異なる。おそらくJRの方がより“本物”だと思う)
提灯の図案は(蒸気機関車の)動輪。
E6系(の横断幕)と竿燈

以下は秋田市が設置している置き竿燈で、台座部分が共通のデザイン。(秋田市役所前に設置されているかは未確認)
昨年まではなかったと思うが、秋田駅西口そばの「ぽぽろーど」のイトーヨーカドー秋田店前の大屋根の下に新たに設置されていた。
秋田駅側から撮影
駅から来て、駅の外に下りようとすれば必ず目に入る場所なのに、今まで特に何もなかったはず。ここに設置したのはいいことだと思う。
提灯の文字に注目
「秋田の七夕/竿燈まつり」となっている。間違いではないが、「秋田の七夕」とは初めて聞く言い回しだ。
その裏面
「秋田□七夕」になっていて、空白の提灯があるのがおもしろい(空白の提灯には「ま」を消した痕跡がある)。
※その後はこちら

少し進んで、美術館やホールなどが入る「秋田生活総合文化会館・美術館“アトリオン”」の仲小路側入口。
ここには例年設置されていたはず

大屋根のより提灯の色が濃い
JR秋田支社前のと同じ、本物の提灯かも。
他の置き竿燈は、地面に垂直に設置されているが、
ここはやや前のめり
本来の人があげる竿燈は、紐で引っ張ってしならせているので、むしろこれがより本物に近い姿。他の場所では、空間の制約や両方向から見られることを考慮し、あえてしならせずに置いているのだろう。

竿燈大通り二丁目橋側(秋田駅寄り)
竿燈会場。提灯、観覧席の設置はほぼ完了。
今年は、交差点部分などの観覧席に置く可動式の椅子が【30日訂正・観覧席の“ひな壇”最前列分の椅子とのこと】、先週、倉庫の不審火により使えなくなるというアクシデントがあったが、なんとかなるようだ。
二丁目橋側の中央分離帯にも置き竿燈がある
大屋根やアトリオンの竿燈は、てっぺんが御幣だったが、こちらは日の丸。(JRのも日の丸)
見た時、なんか違うと思ったら、提灯の文字だ。
 昨年の記事の画像の再掲
昨年は、「秋田竿燈まつり/8月3日~6日」と、江戸文字みたいなフォントで書かれていたが、ことしは左右が逆になり、しかも「秋田竿燈まつり」のフォントが変わった。
秋田の行事に“江戸”文字なのもどうかと思うが、新しいのはおそらくパソコンの「HG正楷書体PRO」という細身の毛筆書体じゃないだろうか。
デザイン的にちぐはぐだし、肝心のまつりの名前が細くて見えない!

会場の端で見通しがいいためか、ここで撮影された写真はマスコミや旅行業界などでよく使われる。「竿燈」の名を知らしめるためにも、もっと考えてほしいな…

●準備万端
竿燈が近くなると、会場周辺で清掃や整備が行われる。
道路管理者が歩道橋の塗装の汚れをきれいにしたり、業界団体などがボランティア的に電気施設などのメンテナンスをしたりいろいろだが、この時は、
地下道を通行止めにして、清掃中
道路管理者の県が行っていたようだが、部品を外して水洗いするなど、徹底的にきれいにしていたようだ。
酔っ払いが通ったり、雪で汚れたり、普段はあまりきれいとはいえないので、年に1回、まつりの前にお手入れするってのもいいことでしょう。

上の写真の左下に、青い作業服の人もいるが、こちらは別口でゴミ拾いや除草をしていたようだ。おそらくどこかの企業か団体のボランティアだろう。【31日追記】東北電力かもしれない。

トピコや北都銀行の装飾がなくなったのは残念だが、市民としても準備万端で、お客様を気持ちよくお迎えしたいものです。