今後は宮島の記事になるので、広島市内最後の記事として、広島市内の川を取り上げる。
広島市は太田川河口の三角州(デルタ)上に形成された街だが、広島駅から原爆ドーム前を経て西広島駅付近にかけて、6本の太田川水系の川が流れている。
これまで何度も記事で触れたが、広島市内を移動すると、本当に川と橋の多さに驚かされる。これほど川が多い街は初めてだった。「水の都」だと実感した。大阪も水の都だが、道頓堀など人工の運河だが、広島は自然の河川で、性格が異なる。
そして、難読電停や、広島駅直前の電車渋滞の場所として、「猿猴橋町(えんこうばしちょう)」を取り上げたが、この町名は、猿猴川に架かる、猿猴橋にちなむもの。猿猴とはこの地域の伝説上の動物でカッパの仲間らしく、それが住む川だという。
そして、広島駅を出た路面電車が最初に渡る川(つまり6本のうちいちばん東の川)が猿猴川で、電車が通る橋の隣の橋が猿猴橋だった。
猿猴橋は石造りで見るからに古く、趣のある橋。
すぐ両隣に新しくて広い橋があるとはいえ、狭い猿猴橋も結構頻繁に車が通る。
川の水は淀んだ感じであまりきれいでない。

渡って、もっと写真を撮りたかったが、車が多いのと雨模様なのでたもとから撮るだけにした。

橋の表示を見ると「大正十五年(1926年)」とある。原爆にも耐えたのだろうか。爆心地からもそう遠くない。
そんなことを思って帰ってから調べてみると、
まず、橋としては、西国街道上にあり、参勤交代のルートだったそうだ。
現在の橋は、現存する6つの被爆した橋の1つ(爆心地から1820メートル)であり、広島市内の橋の中では最古のものらしい。
かつては、もっと装飾がされていたそうで、それを復元したいという声が出ているそうだ。
水の都広島に今度行った時は、川巡り、橋巡りもおもしろそうだ。
※本稿はWikipediaおよび広島市ホームページを参考にしました。