7月に入ってからかと思うが、地面に白いロープで、建物の輪郭が示された(地縄張り)。何かが建つことになったようだが、最近、この辺りは民家が建つことが増えているから、そうなるのかなどと考えていた。
7月末に、南山跡に青森の銀行の店ができるという話がSNSにあったと、コメントで教えていただいた。
青森の銀行といえば、青森銀行とみちのく銀行が合併した、青森みちのく銀行。しかし、前身の両行はどちらも、かつてあった秋田支店を廃止して、秋田市から撤退している。
※青森銀行秋田支店は朝日生命秋田ビル、2000年12月廃止。みちのく銀行秋田支店は協働大町ビル、2015年1月廃止【2015年1月27日の記事】。
地方が衰退する中で隣県の都市への再進出、しかもどちらかといえば住宅地に、新しく建物を建ててまでするのか、懐疑的にとらえた。
現地へ。

以前は杭とロープだけだったのが、フェンスの柵になっていて、表示も出ていた。
民家用の「 様邸 新築工事」の表示板を使っているが、個人名ではない。

「株式会社青森みちのく銀行ローンプラザ弘前支店 ローンデスク秋田出張所」とある。
たしかに青森みちのく銀行だった。ただ、支店など一般的な店舗ではなかった。
同行のローンプラザ・ローンデスクは「通常の銀行業務はお取扱いしておりません。個人ローンのご相談・お申込み及びご契約の手続き業務のみとなります。」。
現時点で青森県の主な市と、札幌、函館、盛岡にある。プラザが青森市、弘前市、八戸市の3つだけで、他はデスクなので、名称の違いは規模の違いのようだ。
赤い線より奥方向に建物ができそう南北に細長い敷地の南(交差点)側、あまり広くない面積に建物が建ちそう。北側は駐車場だとすれば、飲食店時代と同じ配置。
業務限定とはいえ、青森みちのく銀行が秋田市に進出するとは意外だった。青森も人口が減っていて県外で業務拡大したいにしても、秋田だって人は減っていて、勝機があるのかどうか。
立地は、個人向けなら、駐車場があればオフィス街や中心市街地でなくてもいいのだろう。
金融機関は金を貸すのがいちばんもうかるらしいから、ローン特化は分からなくもないが、秋田銀行、北都銀行などでなく、青森みちのく銀行を選ぶ客がどれほどいるか。
ところで、北都銀行は、秋田県内の支店網を大幅に縮小してしまったし、2026年に荘内銀行と統合してフィデア銀行となる。統合は実質的に山形への吸収のようにも感じてしまう。青森みちのく銀行は、そうした北都銀行の穴を埋める狙いがあるのかもしれない。
店舗建物ができたら、また改めて。