学区が広いことも一因かと思うが、秋田市で児童数が多いほうの小学校。2023年5月1日現在の児童数(令和5年度教育要覧)は、桜小(870)の次に多い767名。3位は港北小(598)。なお、2024年4月の新入生(広報あきた4月19日号)は、桜114、港北110、日新97。
秋田市内でいちばん古い小学校の1つで、今年度で創立150周年を迎える(1874年開校は複数校ある)。
そんな日新小の校舎は、以前記事にした通り、坂に面した広くはない土地にきゅうくつそうに建っている。秋田市の小学校では珍しい4階建てなのも、土地の制約と収容力確保のためだろう。そして、秋田市立学校としては現存する最古の部類に入る、1974年築。
その校舎の改築(全面建て替え)工事が、2023年3月から2024年11月の工期で進められている。
ここ20年ほどは、古い校舎の耐震改修が多く、新しい校舎ができたのは2019年に上北手小学校が増築された程度。まっさらの新校舎はかなり久々。雄和・河辺地区を除いた旧秋田市内では、2008年の秋田北中学校以来、小学校では2002年の勝平小学校以来かと思われる。
日新小新校舎には、大きな特徴があるのだが、そこは後回しにして現地へ。
2024年2月下旬坂の下・東側。敷地全体としては北東角。敷地の西~南側にL字型に建つピンク色の現校舎は、以前と変わっていないかのように見えるが、写真手前・仮囲いで隠れている、いちばん東側にあった2階建ての一角が解体され、工事スペースになった。おそらく2005年に増築された部分。
新校舎は、グラウンドの東寄りに建てられ、すでに骨組みは形になっていた。3階建て。
新旧が並ぶ
2024年4月下旬現時点では外壁ができつつある。少し離れて見ると、
木材!日新小の新校舎は、木造で造られている。
正確には木造一部鉄筋コンクリート(RC)造。また、体育館は鉄骨造・RC造で別棟の模様。
建築基準法の改正や木材の利用促進もあって、耐震・耐火を満たした大規模な木造校舎が、全国的に建てられている。昔のような木造校舎ということではない。
とはいえ、秋田市立学校の木造校舎は、1988年の高清水小学校、1989年の下北手中学校、1991年の上新城中学校が最後だったから、35年ほどの空白を経て、新たな木造校舎ができる。
その是非とか費用対効果については、どうなのだろう。
気になったのは、屋根があること。雪国としてはどうかのか。3階建ての高い位置から、子どもがいる狭い敷地に落ちるのだから、命に関わる落雪の危険がある。対策がされているのかもしれないけれど。
敷地の南西側にはプールがあり、南辺は車は通れない細い坂道があったのだが、この工事に先立ってどちらも廃止された。坂道周辺の畑などが買収され、少し敷地が広くなった。
そんな南西角が、メインの工事車両出入口になっていて、そこからも新校舎が見られる。
南西角から手前左の切妻屋根が現体育館、このさらに左が現校舎。見えている建設中のものが新校舎で、この右に体育館ができそう。つまり新校舎がL字型、その横に体育館ができて、全体ではT字型になるはず。

続きはまたいつか。