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2017.10バスダイヤ改正

先日、内容を予想した、10月のバスダイヤ改正。21日に公式ホームページに詳細が掲載された。路線ごとの時刻表のPDF形式のファイルに、変更点を赤文字で表示するのが復活してくれ、分かりやすい。
※以下、見間違いや勘違いがあるかもしれません。利用の際は、各自公式な情報で確認してください。

まず、見落としがなければ、今回は路線・系統の廃止(※)や減便はない。やはり、前向きなダイヤ改正と言えそう。
※系統の廃止としては、後述の通り神田線であるにはあるのだが、運行区間延長によるものなので、乗客の不利益にはならない。

ホームページには、ダイヤが変更される路線として、秋田市内のほぼ全路線が掲載されていて、一瞬驚く。
しかし、その多くは「所要時間見直しによる途中バス停の時刻変更」と「5~10分程度を中心とした運行時刻(始発点出発時刻)の移動」が多い。

途中バス停の時刻変更は、「道路交通状況等の変化等に伴うバス停間の所要時間の見直し」としている。
現段階では一部バス停の時刻しか分からないものの、新国道経由や神田・添川線などで、途中バス停の時刻が1~3分程度早まっている。だけど、終点到着時刻は変わらないものも多い。
一般に、秋田市のバスは、時刻表より遅れて運行されることが多い。恒常的に早着傾向ではないし、早くなってしまった場合は、ちゃんと途中で停まって時間調整をしている。そんな実態に逆行するように時刻を早めた意図が理解できない。
これでは、ますます時刻表から遅れてしまったり、運転士が回復しようと雑な運転になったりしないものだろうか。
※多くの運転士さんが遅れても安全に配慮して運行しているのは乗っていても分かる。だけど中にはちょっとせっかちな運転だなと感じる人が、ごくまれにいるのです。
前も書いたと思うけれど、時刻表に記載するべき時刻は「理想の運行時刻」ではなく、「実態に即した、実現可能な運行時刻」なのではないだろうか。


運行時刻の移動は、以前からたまに行われていたもの。
今回は、例の大住団地線の経路変更に伴う措置(大住線が抜けた間隔が開いた分の調整)と思われる牛島・仁井田方面で比較的多い。30分程度動くものもあるので、要注意。

個人的に気になったのは、新屋線。
平日の秋田駅8~11、13~15時の30分発の便(いずれも大町経由大森山動物園行き)が25分発と5分繰り上がる。
これまで、新屋線はきっちり等間隔での発車が多く、本数が減ったものの近年(2011年10月以降)は平日の駅発は00分と30分で、覚えやすかった。それが崩れてしまう。
理由としては、大森山での折り返し待機時間の確保だろうか。
その折り返しの動物園発は、現在は22分発でそろっているのが、改正後は14時だけなぜか17分発になる。



先日の秋田市広報では触れられていなかったが、けっこう大きく変化する路線があった。
神田・旭野団地線(「神田旭野線」と称しているが、あまり好きな言い方じゃない。【23日補足】「旭野」という地名などはないのだし、本来は神田土崎線とともに「神田線」として一体的な路線名で、その系統の1つが旭野団地行きだと思うのだけど)である。
●神田・旭野団地線
近年は、旧道(笹岡入口・神田=外旭川小学校前)経由から天徳寺バイパス経由への経路振り替えが著しかったが、今回はその変更はなし。
また、1年前に(この時も予告なく唐突だった)登場した秋田厚生医療センター(旧・秋田組合総合病院)着発のうち一部便の外旭川サテライトクリニック(外旭川中谷地)経由も、本数の増減なし。
変化は次の2点。

ほぼ全便が秋田厚生医療センターへ延長
この路線は、「旭野団地」バス停の次の「外旭川市営住宅前」が、元々の終点だった。
市営バス時代末期の組合病院が現在地へ移転した時から、一部便が組合病院まで行くようになった。後に徐々に増便されたようだが、現在も医療センターまで行くのは半数以下。平日は上下とも30本中13本、土日祝は下り24本中8本・上り23本中8本が、それぞれ医療センター便。

それが10月からは、平日・土日祝とも、下り最終2本(秋田駅発20時20分以降)を除く、全便が秋田厚生医療センター着発となる。
県庁経由臨海営業所着発の1往復、神田東口線として別路線扱いで朝1本の秋高入口・大学病院経由東口行きは、引き続き市営住宅発着。


秋田駅から医療センターへは、寺内・サンパーク経由や新国道・飯田街道経由よりも神田線経由のほうが、早くて安いから、まあ増やしてもいいのかもしれない。
だけど、途中バス停もないのだから、上り秋田駅行き始発(平日6時15分・土日6時26分)まで医療センター発にしちゃって、利用する人はいるもんだろうか。

これに伴い、市営バス時代からのもともとの神田・旭野団地線であった旧道(笹岡入口・神田)経由外旭川市営住宅着発の「202」系統はなくなる。市営住宅秋田駅行きもなくなるので、この方向に限ればバイパス経由の206系統もなくなる(最終とその前の駅発市営住宅行きでは206系統が残る)。
神田線といえば、昔は土崎駅まで行っていて、外旭川の宅地化に伴い、卸売市場・八柳二区・旭野団地と、外旭川地域内止まりの系統が増えていったのだが、それがまた形を変えることになる。※神田線の歴史についての過去の記事


外旭川市営住宅内でのバス停新設
上記と関連するもの。
これまでは、秋田駅方向から、
旭野団地-外旭川市営住宅前-(サテライトクリニック経由は中谷地)-秋田厚生医療センター
というバス停順だった。
旭野団地から市営住宅と医療センターは逆方向なので、医療センターへ行くバスは、市営住宅前通過後、市営住宅の中の通路みたいな道をぐるっと1周回って、再び市営住宅前へ戻って、医療センターへ向かっていた(上下とも同じく反時計回り)。
ぐるっと回る所の一角には待機場があり、市営住宅終点・始発の便はそこで待機していた。
※ちなみに、市営バス時代や移管直後は、組合病院行きは、市営住宅前へは立ち寄らず、旭野団地からすぐ病院へ向かっていた。

10月からは、ぐるっと回る市営住宅内の道に「外旭川集会所前」と「外旭川市営住宅回転地」停留所が設置される。上下とも同じ方向に回るので、片側のみの設置(上下の誤乗に注意!)。
ぐるっと回る距離は400メートル強だし、周囲が団地なわけで、バス停があれば便利だし、どうせほぼ全便が医療センターへ行き来するために通るから、ということか。
通過順は、
下り 旭野団地→市営住宅前→集会所→回転地→(市営住宅素通り?)→(中谷地)→医療センター
上り 医療センター→(中谷地)→(市営住宅素通り?)→集会所→回転地→市営住宅前→旭野団地
かな?市営住宅前が違うかもしれませんので、ご注意を)
【2018年9月21日訂正】市営住宅前は、律儀に2度とも乗降を扱っている。
【2019年8月17日再訂正】2015年9月の時点で、市営住宅止まり便の下り側(上屋がないほう)のバス停の時刻表部分に「降車専用」と表示されていて、それが2019年もそのまま。医療センター発・医療センター行きとも、乗るのは片側からしかできないことになる。一方、車内放送は両側で流れるので、降りるのはどちらも可能。したがって通過順は、
下り 旭野団地→降車専用市営住宅前→集会所→回転地→市営住宅前(乗降とも可)→(中谷地)→医療センター
上り 医療センター→(中谷地)→降車専用市営住宅前→集会所→回転地→市営住宅前(乗降とも可)→旭野団地
(以上追記)

従来の待機場が「外旭川市営住宅回転地」となるようで、数少なくなる市営住宅止まり/始発の便は、従来の市営住宅前ではなく、回転地が終点/始発となり、少しだけ延長される。
市営住宅行きは、旭野団地→市営住宅前→集会所→回転地と4分の3周ほどの運行、市営住宅始発(朝の臨海行きと東口行き)は、回転地→市営住宅前→旭野団地となるはず。

【追記】翌2018年10月の改正では、一部の便が市営住宅止まりに短縮された。医療センターまで/からの利用者はさほど多くない。


以下、広報で予告されていたもの。
●大住みなみ野団地線
経路変更は、なんと牛島橋・牛島東五丁目・二ツ屋下丁・南高校前経由から、柳原(イオン秋田中央店前・国道13号線卸センター入口)経由になるのだった。
秋田駅から牛島市営住宅前までは、従来の柳原経由御野場団地線と同じ。これまでは逆方向から左折していた大住入口交差点を、右折して大住・みなみ野へ入っていく。
広報の「有楽町-南高校前」という書き方が不適切だったことになる。南高校前は通らなくなるのだから。
平日朝夕の駅に行かない、直通県庁経由車庫行きも同様の変更。【10月3日補足】両系統とも、系統番号は従来と同じ。

これにより、秋田駅からの所要時間は下り3分、上り4分短縮。
そんなもんだろうか。まあ御野場団地線も、両経由で1分しか違わないようだけど。それよりも踏切での不用意な待ち時間や、旧道の狭い道を通るリスクがなくなるという意味が大きいのかもしれない。

駅14時20分発→牛島西四丁目15時05分発の1往復が増便。


大住方面と中央部の行き来では、このほうがいいかもしれない。イオン秋田中央店への買い物にも利用しやすくなる。
走行距離が短くなるわけだけど、運賃は同じなのでしょうか…
運賃改定されないとすれば、駅からの場合、牛島市営住宅まで260円、次の大住団地入口では一気に340円に上がることになる。従来の東五丁目~南高校前に相当する1区間分をすっ飛ばすのだから。
どうせなら、値下げもすればサービス向上になるのでは?(というか対距離で計算しているはずの運賃制度上、このままで問題ないのかな…。愛宕下橋経由も同様の疑問)
【23日補足】変更される区間の距離を地図で計測すると、旧経路(一方通行区間があるため往路で異なる)は下り3.1キロ、上り3.0キロ、新経路は2.6キロ。距離としては500メートルほどしか短縮されないのだった。(旧街道の道路配置が合理的だったということかな。)


一方、大住団地線が通らなくなる、楢山広小路/登町~南高校前の区間ではどうだろう。
平日(直通県庁系統除く)下り14本・上り15本、土日下り8本・上り10本が運行されているこの路線が抜けてしまうのは、影響がないだろうか。
牛島経由他路線と重複する楢山広小路/登町~二ツ屋下丁で見ると、大雑把に平日/土日とも約2割を大住団地線が占めている。つまり、牛島経由が約2割も減便されることになる。※前述の通り、開いた間隔を調整する時刻移動は行われる。

牛島東五丁目と市営住宅前など、新旧で近い位置にバス停があるところでは、大住団地線がある時間は、国道に出れば済む話ではあるが、国道横断が必要になるし、牛島橋や新屋敷小路など国道まで遠いところもある。
秋田南高校の通学需要(時間的に帰りか)の一部も担っているはずだけど、影響はないだろうか。


裏を返せば、柳原経由が大増便およそ2.5倍・150%増【23日訂正】イオン秋田中央店前まで2倍以上、120%増、牛島市営住宅まで4倍前後、270%増)ということになる。
現時点では昔よりは微増ではあるが、イオン秋田中央店前まで同じ道の新屋線と茨島環状線が平日6往復・土日3.5往復、国道区間をずっと走る御野場団地線が平日3【23日訂正】5往復(10月から1往復増)・土日3往復。
新屋線と御野場団地線で時間が近接していたり、最終便が17時前後だったりして、平日のイオン秋田中央店前でも利用しづらい。
それが、おおむね1時間に1本以上、朝から夜まで運行されることになって、非常に利用しやすくなる。
【23日追記】土日祝ダイヤでは、大住団地線は駅発11・13・15時台とその折り返しがなく、2時間おきになる。しかし、ちょうどその空いた時間には、(現在も改正後も)柳原経由御野場団地線が運行されおり、10月からは駅~牛島市営住宅間において、土日も1時間に1本の運行が確保されることになる。(駅発は御野場が各時30分、大住が40分なので、きっちり60分間隔ではない。駅行きも同様。)

現在でも、イオン秋田中央店前に買い物や遊びに来る、年配の人や中高生などがたくさん乗降するのを見かけるので、その人たちにはとても便利になる。(僕も恩恵を受けることがあるでしょう)
どうせなら、イオンと協力してどうぞご利用くださいと告知したり、例えば期間限定でもいいから一定額買い物した人には、帰りのバス代割引券を配る(長野電鉄などで例あり)とかやってもいいのではないでしょうかね。
【12月12日追記】11月末頃だったか、イオン秋田中央店のチラシの片隅に、「前を通るバスが増便され、高齢者は100円で乗れるから、使ってね」という趣旨の告知が出た。出ただけで、割引等のサービスはなし。

【12月12日追記】1992年5月~11月に、旧道の御茶屋橋(牛島東五丁目-二ツ屋上丁間)の架け替え工事が行われ、その間、迂回運行が実施された。
基本的に、大野口~牛島東一丁目の間で、国道13号線の南高校前・跨線橋へ迂回するルート。旧道との出入りは一方通行区間があるため、上下でルートは異なり、下りは東一丁目通過後、すぐに右折して一方通行路を通り、左折して跨線橋。上りは跨線橋を下りて、左折して羽後牛島駅前を通り、跨線橋の下をくぐって秋田銀行牛島支店前から旧道へ出ていた。
この時、大住団地線は、10月以降と同じように、南高校前を通らずに市営住宅前へ曲がっていた。(福島二ツ屋線はどうしていたんだろう。南高-二ツ屋下丁だろうか)


あとは、増便の各路線。
●柳原経由御野場団地線
駅9時10分発→御野場9時38分発の1往復増便。
上記の通り、大住団地線の経由が変わるのだとすれば、その分減る南高校前の通学(実質的には帰宅か)需要を補うべく、増便されるのかと思っていたのだが、外れた。
直前に9時00分→9時28分の牛島経由御野場団地線が、直後には駅9時20分発の大住団地線もあるのに、増便の必要があるのだろうか。意図が分からない。


●桜台線
東口15時30分発、18時00分発、桜台三丁目13時17分発を増便。
広報では「1往復増便」となっていたが、実際には下りがもう1本増える1.5往復増だった。

予想した、遅い時間の東口発、午後早めの桜台発というのは、当たった。両便が、下り上りそれぞれの最終便となる。
15時30分は、同時刻発で途中まで同じ経路の桜ガ丘線が、14時00分へ移動するので、その代替ということか。

●東口発桜ガ丘線
ホームページには減便/増便各1往復とあるが、実質は時間帯の移動。
15時台1往復を14時台に移動。上記の通り、下りは移動した後に桜台線が運行される。


●泉八橋環状線
八橋回り10時台・14時台、泉回り11時台・13時台を増便。

これにより秋田駅発は、
八橋回り  10時40分、14時20分、17時15分
泉回り 7時15分(現行より15分繰り上げ)、11時20分、13時40分 となる。

前身の泉山王環状線を市営バスが40年以上前に運行開始した時から、「午前中は泉回り/午後は山王回り」という決まり(?)があった。
今回、それがおそらく初めて崩れ、午前中の八橋回り・午後の泉回りが1本ずつ運行される。

泉に住む高齢者で、「昼間にバス1本で八橋のパブリ、県立図書館、市役所へ行けたら便利なのに」と話している人がいた。同様の需要はどのくらいあるのか知らないし、この本数では使いこなすのが難しそうだけど、そういう人には多少、便利になるだろう。(教えてあげなくちゃ)
それにしても、利用者がどのくらいいるだろうか。11時20分発は、神田・旭野団地線と同時刻発【10月2日追記・しかも秋田駅の乗り場も同じだから、運転士も客も錯綜して混乱しそう】だし、他も泉ハイタウン線が30分ごとにある時間帯だったりして、保戸野・泉地区で競合してしまっているし。
【10月9日追記】沿線の秋田大学附属学校の児童生徒の通学利用を狙ったわけでもなさそう。対秋田駅では、神田線添川線の補完の役割は担えるが、泉・八橋方面からの通学には使えない時間なので。
【2018年9月21日追記】翌2018年10月の改正では、11時20分発が25分発に変わり、同時発は解消された。

あと、10分前後の遅延が状態化している、17時15分の八橋回りは、秋田駅に戻るのが1分遅くなるだけ。焼け石に水


●泉ハイタウン線
秋田駅12時05分発→泉北二丁目12時20分発の1往復増便。
9時からここまでが、毎時2本体制(以降毎時1本)となる。以前はもっと毎時2本の時間があったが減らされているので、少しだけ戻った形。

以上が、2017年10月改正の変更点。
再三の繰り返しで恐縮ですが、よく確認の上、乗り間違え・乗り損ねのないよう、利用しましょう。
翌2018年10月の改正について