今まで新潟県内を歩いたことはほとんどなく、乗り換えの合間に新潟駅から萬代橋辺りへ行った程度。長岡駅の外へ出るのも、新潟県内に宿泊するのも初めて。
といっても、翌朝すぐにまた列車に乗るわけで、早朝の長岡駅周辺だけしか見なかったけれど。
※帰り道でも、長岡で1時間弱、途中下車したので、その時の撮影写真も混ざっています。
長岡には、「わりと大きな街で雪が多く積もる」という漠然としたイメージがあった。
長岡市は人口27万人、新潟県第2の都市で特例市。そんな街の規模を裏付けているのか、長岡に着いた新幹線からは、新潟から乗った人たちが大量に下車した。
長岡駅西側の「大手口」側が中心市街地。
長岡は城下町。駅所在地の町名はその名も「城内町」。駅を含む市街地一帯が城跡なのだが、地名のほかには、往時をしのばせる遺構などはないようだ。
大手口側駅舎上越新幹線開業に先駆けて1980年にできた現駅舎は、いかにも「国鉄の新幹線駅」のデザイン。
大手口側駅舎の全貌を見るのは難しい。
通路に隠れてしまう駅に直結したガラス張りの壁と屋根付きの歩行者用通路が、縦横に張り巡らされているため。これは、2011年末にできたペデストリアンデッキ。【24日追記】愛称は「大手スカイデッキ」。
ペデストリアンデッキといえば仙台駅前のを連想する。秋田駅の「ぽぽろーど」もある。
長岡のはそれらより幅が狭いが、屋根付きという点では秋田と同じ。歩く人が多い時間帯はきゅうくつそうで心配だけど、屋根は雪国では必須。

ペデストリアンデッキから下りると、アーケードが伸びる。
新しそうな高いアーケードもあれば、
昔懐かしいアーケードも秋田市の広小路は、維持の問題でアーケードを撤去してしまったけれど、やはり雪国ではアーケードはありがたい。
ペデストリアンデッキ内部ペデストリアンデッキの中には、バスケットボールの装飾が。
「basketball city nagaoka」プロバスケットボール「BJリーグ」のチーム「新潟アルビレックスBB」の本拠地である(新潟市とともに?)ことにちなむそうだ。
ペデストリアンデッキの1本が、建物の
「シティホールプラザ アオーレ長岡」上の看板は「アオーレバード」というロゴマーク。
予備知識がなかったが、「アオーレ長岡」が公共施設っぽいのは分かった。なかなかシャレたデザイン。朝7時の時点で開いていて、テーブル付き椅子に座って朝食を食べる人や、談笑する高校生がいた。
北側の1階がアオーレの正面。
正面。「マエニワ(前庭)」と呼ばれる空間アオーレ長岡は、2012年にできた複合交流施設。4階建ての長岡市役所の本庁舎・議場や、新潟アルビレックスのホームアリーナ(【24日追記】イベント会場等としても利用可能)が入る。以前は、公会堂や厚生会館(体育館)などがあった場所で、その建て替えと市役所を移転を同時に行ったことになる。
奥に屋根付きの広場「ナカドマ(中土間)」(南側から撮影。奥がマエニワ)
2階からナカドマを見下ろす
アリーナをのぞかせてもらう新庁舎ができたばかりで、プロバスケチームがあるという点では、秋田市と比較してしまう。人口もおおむね同じ。
こちらはアリーナといっしょとはいえ、ずいぶん豪華でおカネがかかっていそうに思った。帰ってから調べてみると、総事業費は約120億円。
ところが、秋田市役所はアリーナ機能なしで130億円超。それじゃあ、アオーレのほうがずいぶん安上がりかも。
長岡は東日本大震災で建設費が高騰する前の工事だったことがあるのかもしれないし、秋田市は県庁所在地・中核市なので庁舎の機能が多くなってしまうかもしれないから、一概には言えないけれど。
しかも秋田市では、バスケのホームアリーナをどうするか県と市がごちゃごちゃやっているとか。
日赤跡地(なかいち)でも、ニューシティー跡地でも、アルヴェでも、山王の現庁舎位置でもいいから、アオーレ長岡みたいなのを造っていれば、効率的で効果的なものができていたかもしれない…
そして、アオーレの設計者は、あの「隈研吾建築都市設計事務所」だった。今度、秋田県鹿角の道の駅を設計するそうで、先日の秋田魁新報の隈氏のインタビューでアオーレのことが少し出ていた。
よそ者がぱっと見た限りでは、開放的で明るくて好感が持てる建物だった。冬の雪や寒さには対応できているのか、経年で凹凸部分などがどうなるか、ちょっと気になるけど。
ちなみに、セブン-イレブンやモスバーガーがテナントとして入っていて、駐車場はこの地下や民間を含めて近隣に所在。
長岡駅周辺の光景は、もう
【31日追記】写真にちらりと写っているが、ナカドマには300インチの大型ビジョンがあり、映像が流れている。
この辺の雰囲気が、秋田市「エリアなかいち」の「なかいち広場」の「デジタル大壁画」に通じる。秋田も300インチ画面。ただし屋根はない。
道路に面したマエニワには「にぎわい広場」が相当しそう。アオーレとなかいちのオープンはほぼ同時期。