全国統一の決まりはあるものの、設置時期や地域・設置者等によってばらつきもあるようだ。
再掲写真とGoogleストリートビューの画像ばかりですが、その一例。
(再掲)秋田市道古川添交差点南側の秋田市道の標識。
英語表記がなく、手書き文字という旧仕様であることから、1986年頃より以前の設置と思われる。しかし、標識のポールやアームは、現行のものに似た形状なので、旧仕様最末期の設置ではないだろうか(支柱だけ更新して、看板は使いまわした可能性もある)。
現在は、本荘と大曲の上に「由利本荘」「大仙」を重ね張りして対応。
その向かい、交差点北側は秋田県道。
(再掲)活字だが英語はなく、地面に置いている珍しいもの。
これは、2015年に遊戯施設の送迎バスが衝突して標識を倒してしまい、本復旧までの仮設。
衝突前のものも、衝突後・本復旧されたものも、活字・英字入りであり、これは仮設用としてわざわざ作ったことになる。表示されている地名など内容は、3タイプとも同じ。
「湯沢」が市道側にしかなかったり、そもそも「横手」はなくていいのかとかは、ここでは置いておきましょう。
注目するのは、数字が入った角の丸い逆三角形、正式(?)には「ルートマーク」、通称「おにぎり」こと国道番号。
ここでは13号と7号が出ている。
13号については、この交差点を右折しても左折しても、すぐ13号線に出るということ。
では7号は?
僕も含めて、秋田県内の案内標識を見慣れた人には、(この場所が初めてであっても)何の違和感もなく理解するはず。
ところが、そうでない人の中には、おやっと思うことがあるかもしれない。
ここで、同じような状況の場所にある、青森県道の標識。
(再掲)弘前市土手町。右下が折れているとか、絵柄入りが多いとかは別として右折側に「国道7号」と書いてある。
秋田も弘前も、右折または左折してある程度進めば、国道7号に出ることを示しているわけだが、秋田ではおにぎりマークで、弘前では文字で表記している。
どうも、全国的には、古川添の13号のような曲がってすぐがその国道(もしくは都道府県道)であればおにぎりマークを使うが、曲がって進んだ先が国道の場合はおにぎりは使わないことが多いようだ。僕は、10年ほど前に埼玉県内で気がついた。
国土交通省近畿地方整備局の「土木工事標準設計図集」では、
「国道43号線」※国道は「線」が付かない「○号」が正式なのに、↑国交省自身が間違っている。
県や市町村の標識も、国の仕様に準拠することが基本。国交省東北地方整備局の~図集には、具体的な表記例が出ていなくて分からなかった。
古川添交差点の東側、国道13号の門型の車線別の案内標識では、
(再掲)やはりおにぎりそして、青森市でも、
ストリートビューより国道4号上の標識におにぎり国道4号も13号も、国交省が直接管理している国道だから、東北地方整備局ではおにぎりを許容というか使っているようだ。
おそらく、秋田県も秋田市もそれに従っているのだろう。手書きだった頃からそうしていることになり、歴史もある。
青森県道では、上の画像以外にも「国道○号」表記もあるが、おそらくスペースが狭い場合はおにぎりを使っているようだ。また、例えば鹿児島の直轄国道でも、おにぎりを使っていて、東北限定の使用法というわけでもないようだ。
見慣れているせいもあるが、個人的にはおにぎりのほうが見やすい。
それに、運転中に短時間で見なければならない標識は簡潔明瞭にするべきであって、「国道X号」だと文字数が多い。おにぎりのほうが瞬時に直感的に国道であることが分かって(外国人には?)、安全にもつながると思う。
駅などにはピクトグラムを使うのが原則になっているのだし、国道もおにぎりを基本にすればいいのに。
ところで、秋田市内でこんな案内標識もあった。
ストリートビューより手形山の秋田高校の坂を上って、横金線に出る丁字路手前だから秋田市設置。
手形山大橋・
左折側だけ県道41号で、右側にはそれを隠した形跡があるけど、左右とも41号のはず。右側が県道になる前に隠していたのを、撤去し忘れているとか?
で、国道。左折の7号も右折の13号も、ここからはだいぶ遠い。
左折側は秋田では標準のおにぎりの7号なのに、右折側は秋田では極めて珍しい「国道13号」表記。ここ以外に見たことがない。【コメントの通り、秋田市外では一部存在するとのこと】
おにぎりにして空いたスペースに「御所野」とか「大仙」とか書きようがあるのに。
案内標識の別の話はいずれまた。