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千秋城下町に歩行者用信号

秋田市の「千秋城下町」交差点といえば…
秋田県道28号の、秋田県立循環器・脳脊髄センター(旧・脳研)前と手形陸橋の間で、市道の千秋トンネル通りが突き当たる丁字路。2014年まで地下横断歩道があった【2013年6月13日の記事】。
をイメージする人が多いかと思う。

ところが、千秋城下町交差点はもう1つある。
上記丁字路の市道・トンネル方向、すぐ西隣の小さな十字路。トンネルを出て丁字路に向かう側の車線の信号機に1枚だけ、標識が設置されていて、地図にも反映されている。
トンネルを背に丁字路方向。左の信号機のアームに「千秋城下町」【29日追記・奥の突き当りが県道との丁字路】
丁字路と十字路の間隔は50メートルほど。
秋田県でいちばん間隔が短い(近接している)交差点は、秋田市新屋大川町、秋田大橋南詰と秋田公立美術大学附属高等学院入口(いずれも無名交差点)らしい。あちらは40メートルくらいかと思う。
千秋城下町は、「実は丁字路と十字路が一体化した、変形交差点【29日追記・いわば“干字路”】」という扱いである可能性もなくはない。まあ、千秋トンネル開通時に、道路管理者の秋田県秋田市が、あんまり考えずに標識を設置したのが実態か。
※交差点名表示=主要地点標識は、警察ではなく、道路管理者の管轄。

本題は、小さい十字路。
車両は、トンネル通りを直進する車が圧倒的に多く、交わる小さい道へ出入りする車は少ない。
余談だが、この交差点の車両用信号機は、電球式横型からLED式縦型に、2012年10月から2015年8月の間(Googleマップストリートビューより)に更新された。更新後は、よそから取り外した中古品の寄せ集め。
丁字路からトンネルへ西進する側の車両用信号機は、2010年6月4日の記事後半で取り上げた、外旭川の横金線に設置されていた、フード(庇)にもLEDが取り付けられた信号機。フードのLEDも引き続き点灯している【下に写真あり】。着雪対策の試験用だと思われるものだったが、そのまま移設された。特に支障はなく、まだまだ使えそう。

今度こそ本題。
小さい十字路の横断歩道は、トンネル通りを横断する向きにはない。丁字路が近いことも理由だろうが、地下道があった当時は、その出入口との位置関係で、(信号機設置場所確保や死角の点で)横断歩道を設置できなかったのかもしれない。
一方、トンネル通りの歩道側――小さい道を横断する向き――には、両側ともある。
ただ、上の写真のように、歩行者用信号機はなかった。
歩行者も車両用信号機に従うことになるのは、小さな道路ではわりとあることではある。ただ、他地域から来た人なのか戸惑う人もいるようだし、ここの場合、信号の存在を忘れて信号無視してしまうことが、恥ずかしながら僕自身もまれにあった。横断する道が狭いこと、そこを通る車が少ないこと、車両用信号機が片面設置で街路樹もあり、見づらかったり見落としがちだったりすること、が原因だと思う。
向かい側(左)の信号機を見ないとならない
秋田県警察では2018年頃から、こうした歩行者用信号機のない交差点の横断歩道に、新たに歩行者用信号機(歩灯)を設置している【2020年3月27日の記事】。
2025年度早々、この交差点にも設置されることになった。
入札資料では「明徳小学校入口」という交差点名になっている。県警の適当な命名だろうが、このほうが分かりやすい。ただ、位置的にこの交差点を横断する明徳小児童はいないと思われる。秋田大学教育文化学部附属学校の児童生徒や高校生の横断は多いので、歩行者用信号機を設置する意味は高いと思う。

7月22日に、信号柱が2本建てられた。
これまでの感覚では、柱を立てて数週間ぐらい経ってから、信号機を設置するケースが多い気がした。養生というか落ち着かせるためかと思っていた。
ところが、23日には、もう歩行者用信号機が設置されて「工事中」カバーがかかっており、24日には配線等の工事をしていて、24日中に稼働開始したようだ。スピーディーだが、工事自体はこの規模でも3~4日要するのか。暑い中おつかれさまでした。
設置前 ※青になっているのがフードも光る信号機

設置後


横断歩道2本なので、4台の歩行者用信号機が設置。南西と北東は、既存の車両用信号機の信号柱に設置。他の2つは、上記のように新たに信号柱を設置。いずれも、舗装部分でなく植え込みの土部分に埋められた。北西側は中古品のようだが、南東側は新品↓。
ピカピカ。この植え込みは地下道末期時点でも何も植えられていなかった
歩行者用信号機1台だけなら、細い棒の頂部に信号機を串刺しする「自立式」でも良さそうで、この「側柱式」は仰々しくも感じるが、配線も考えるとトータルでは側柱式のほうが安いとかあるのだろうか。秋田県警は自立式は好まない。
【29日追記・総合的に歩行者の視点では見やすく、設置位置に問題なし。】

信号機は4台とも、薄型・グレーのボディーでLEDの粒が見え、フードがない、信号電材製、形式「PV25L」。でも、新品ではない。
北東が2019年6月、他の3台が2021年2月製造。2021年2月製造の3台の製造番号は、南側が「2039495」と「2039496」で連番だが、北西は「2039502」と6番飛んでいる。わずか4年でまとまって中古品になるのも珍しい。以前はどこで使われていたのだろう。
裏面には汚れが残る。大きな識別シールは「2020」なので、2020「年度」製造を示している


秋田市内の他の信号機でも、特徴的な工事が行われることになっている。いずれまた。→続きは2025年8月31日