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鹿児島のいろいろ

九州旅行記。そろそろ鹿児島市を離れます。※前回の記事

今回宿泊したのは、鹿児島中央駅から直線で約3キロ、近くの市電の電停からも1キロ強離れた、海沿いの与次郎(よじろう)地区。
1972年の国体の会場として埋め立てられたのが始まりで、今は運動公園のほか高層マンションや量販店、ホテル、オフィスビルなどが並ぶ。1996年には、近くに鹿児島県庁が移転して来た。

市中心部から与次郎へは、鹿児島市交通局鹿児島交通の2社によって、路線バスが運行されている。本数はけっこうあるものの、2社それぞれ途中ルートが異なるほか、与次郎地区の経路はさらに細かく分かれているようで、イマイチ分かりにくい。
特に鹿児島交通さん。前にも書いたけど内容のない公式サイトをなんとかしてください!!(後日、改めて記事にします)

与次郎の海沿いの通りはヤシ並木になっているが、さらにその外側に遊歩道のようなものがあった。海に浮かぶような道で、桜島を眺められる。
朝に散歩してみた
近くの住民のみなさんが散歩したりランニングしたり、釣りをする人もいた。気持よく歩くことのできる、うらやましい環境だ。(夏は日差しがすごそうだけど)
この時も桜島が噴煙を上げていたが、この日は風向きが少し違い桜島の左に煙が流れていた。

鹿児島県庁へ。
鹿児島県庁行政庁舎
実質的な最上階である18階が、一般開放されている(土日祝日も含む。時間に注意)ので行ってみた。
庁舎1階にはクリスマスツリーがあった
閉庁日だったためか、薄暗い。設計年代が近いためか、雰囲気がなんとなく秋田県庁の第二庁舎に似ていなくもない。
ただ、違うのが、1階から18階まで、建物の中央が全部吹き抜けになっているということ。秋田市のアトリオンみたいな感じ。
よそ者が恐縮ですが、県の庁舎としては無駄に思えた。吹き抜けがなければ10階建てくらいで済んだんじゃない?
そのおかげで、100メートル近い位置(建物の高さは93.1メートル)から景色を眺められるわけですが。

閉庁日のためか、奥にある2台のエレベーターだけが18階直行として稼動していた。
18階には「展望ロビー」「展望レストラン」「特別会議室」がある。(会議室は非開放)
僕の経験上、この手の無料展望フロアには、「太っ腹でメインの景色を思う存分見せてくれるタイプ」と「肝心の部分は会議室やテナントなどで、一般人には見せてくれないケチなタイプ」が存在する。
静岡県富士宮市役所などは前者で、我が秋田のアルヴェなどは後者。鹿児島県庁はどっち?

でーんと桜島
太っ腹!
「展望ロビー」などと控えめに言っているが、庁舎の2辺がまるまる開放されており、ほぼ全面ガラス張りで桜島錦江湾を望めるのだし、これは「展望フロア」と呼んでもいいだろう。ソファやテーブルもあり、勉強している中学生? までいた。
なお、もう一辺が特別会議室、さらに一辺がテナントの展望レストラン。これらからは桜島は見えないと思われる。

海と桜島
午前中だったので逆光気味だが、後ろの方に大隅半島が見えている。
鹿児島を離れる前にいい景色を見られた。

ちなみに、何年か前に県庁の隣(海側)にマンションが建つ計画が持ち上がり、景色が見られなくなることを恐れた県が、その土地を何億だかで買ったそうだ。
吹き抜けや隣接地購入はともかく、その土地ならではの光景や街の様子を眺める場所を作って公開するのはいいことだと思う。観光や教育、地域住民の憩いの場や交流拠点となるので。
秋田市では新庁舎を建設する計画だが、効率や場所の制約を考えれば、ある程度の高層建築となるだろう。その際はぜひ、最上階を公開してほしいと願っている。


鹿児島に関した小ネタを以下にまとめて。
●ブラブラ信号機
鹿児島県庁裏の道の信号機。
まとまってぶら下がった信号機
「集約(式)灯器」または「懸垂(式)灯器」と呼ばれる設置方法の信号機。
道幅が狭かったり美観上の理由から、1本の柱から伸ばしたアームに、全方向分の信号機をまとめて下げている。(ただしここでは奥に通常のタイプも設置)
この設置方法でも、通常は横型の信号機になるはずだが、なぜか積雪地と同じ縦型の信号機が使われている。道幅やカーブの角度の関係だろうか。
秋田市に設置されているものと、柱や信号機の形までよく似ていて、おそらく同一メーカー製だろう。

●超薄型信号機カラー版
もう1つ、鹿児島県庁そばの信号機の話題。
県庁行政庁舎の隣には、鹿児島県警察本部が入る警察庁舎があり、その角が交差点。
遠くから見ると、グレーのアームに茶色の車両用信号機が付いるのが分かった。仮設ではたまにあるが、この交差点全部の信号がそのようで、なんてアンバランスなんだと思いながら接近。(歩行者用信号機は電球式のグレーだった)
「県警本部前」交差点
なんと、あの
フードなし&超薄型信号機!
正式には小糸工業製の「フラット型LED式車両用交通信号灯器」といい、以前三重県で見たように、一部の(都道府?)県でちらほらと試験的に設置されているのだが、一般的なグレーのボディのものしか知らなかった。その茶色版が設置されていたのだった!
このようにカラーバリエーションがあるということは、メーカー側では試作品扱いではなく、既に量産化されているということなのだろうか。

ただし、隣の「県庁前」交差点は普通のグレーの信号機(電球式だったか?)だったし、鹿児島では他には超薄型は見かけなかった。
試験的に県警本部お膝元の交差点に付けて様子を見ているのだろう。降灰時の視認性などを確かめるのだろうか。
板チョコみたい
ボディカラーは間違って注文でもしたのかしら?

●市電・在来線・新幹線
鹿児島中央駅周辺の案内サイン。
地下道にあったもの
このアイコンというかサイン。真ん中はバス=バス乗り場と分かるが、両端は何だろう?
どちらも鉄道車両に見える。左は正面から見た車両、右は側面から見た車両で集電装置のパンタグラフがある。
結論を言うと、JR乗り場と市電(路面電車)乗り場を示しているようだが、どっちがどっちか確証はない。

これは駅の自由通路にあったもの
こっちは文字も併記してある。
左下の地下道のと同じデザインの正面から見た電車のマークには「在来線」とある。
それに比べて上の段は妙にリアルな正面から見た800系車両の絵で「九州新幹線」。
秋田の大曲駅でも、新型E6系車両をサインにしていたが、どちらもぱっと見て「新幹線だ」とは連想しにくいのではないだろうか。新型車両を宣伝したいのだろうが、こういう案内は「誰にでも分かりやすいこと」が重要ではないだろうか。

●カウントダウン
九州新幹線全線開業を控え、あちこちでカウントダウンが行われていた。
鹿児島中央駅自由通路(みどりの窓口前だったか)
西郷どーん」とかいうキャラクター入りのカウントダウンボードがあった。
デジタル式で日数だけでなく残り時・分・秒までカウントダウンする珍しいタイプ。
JR九州が設置したもので、熊本駅構内にはキャラクターが違う同じ装置があった。

一方、駅前には鹿児島商工会議所の「九州新幹線全線開業経済効果最大化プロジェクト実行委員会」が設置した、地元企業の広告入りのカウントダウンボード。
こちらは日数だけ

上の2つのボードは、同じ日に撮影したのだが、「日」が「98」と「99」で異なっている。なお、鹿児島市役所前の看板によるカウントダウンは、駅前のと同じ数字(この記事の写真は撮影日が異なるためずれています)。

時分秒まで表示するために1日の差が生じてしまうのだが、統一感が感じられない。
そもそも、時分秒まで表示する意味はあるのだろうか? また、いつを基準にカウントダウンしているのだろうか?
僕は最初、一番列車の出発時刻でもカウントダウンするのだと思った。それなら、意味があるし、さすがJRと思える。
でも、考えてみればまだ列車ダイヤは決まっていないわけであり、それはあり得ない。

何のことはない。開業日の0時0分00秒に向けてカウントダウンしていたのだった。うーん。
ちなみに、この西郷どーん、設置当初は着物が左前だったりいろいろ物議を醸したらしい。

●スゴカ
JR九州にもICカード乗車券がある。名前は「SUGOCA(スゴカ)」。Smart Urban GOing CArdの略だとのこと。JR東日本Suicaと相互利用できる。

鹿児島ではまだ列車の乗車には使えないが、駅の一部の店舗などでは電子マネーとして利用できた。
鹿児島中央駅改札口向かい(総合案内所隣)にあるコインロッカーの一部は、電子マネー対応(決済だけでなく、カードを鍵として利用)のものだった。
そのロッカーは、秋田駅北側の階段の踊り場に設置された、最初のSuicaロッカーと同型。

秋田駅のもの↓
 この記事の画像の再掲

鹿児島中央駅のもの
機器の配置や画面が同じ

使えるカード
SUGOCASuicaのほか、「nimoca」と「はやかけん」だって。
nimoca」は福岡周辺の私鉄・西日本鉄道西鉄)グループ、「はやかけん」は福岡市営地下鉄のそれぞれIC乗車券。
似たような規格なのに、名前がいろいろあってヤヤコシイ。

キヨスクのレシート
Suicaで決済したのに、レシートでは「スゴカ支払」などとなっている。
他社でSuica決済した場合は、ずばり「Suica支払」と出たり、「電子マネー支払」と表示されるのが一般的。

●この植物は?
最後に、南国鹿児島では、やっぱり植物が珍しかった。
県警本部脇の植え込み
ソテツ(かな?)に混ざって、背の高いススキのような草が穂を出していた。雑草のようにも見えた。
イネ科植物のようだが、なんだか分からない。パンパスグラスかと思ったが、葉の付き方が違う。
ひょっとしてサトウキビ?
ご存知でしたら教えてください。

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