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719系訓練開始

9日の秋田駅
左手前は新幹線ホーム、右が主に普通列車が待機する留置線
留置されているのは、いつもの701系男鹿線用キハ40、そして右端は…
これは!

新車両導入により順次営業運転を終了しているJR東日本仙台支社の「719系」電車のうち、2両編成×2本=4両が「転属」名目で秋田へ運ばれたことを、4月初めにアップしていた
秋田到着後、秋田総合車両センター(旧・土崎工場)へ入って4月19日に出てきて、楢山の秋田車両センター(旧・南秋田運転所)へ入ったとのことだった。

そのうち1編成2両が、秋田駅へ来ていた。
ピンク帯の701系とは初対面?
↑右2本の701系は製造時期が違い、左が少数派の100番台、右が基本番台。尾灯の位置が違う。

福島方向向きのクハ718-13
仙台時代の編成番号表記はそのまま残っており、製造番号13番の2両からなる「H-13」編成。
正面の行き先表示は「回送」(側面のLEDは消灯)、パンタグラフが上がって、(日が当たってそこそこ暑かったので)冷房が作動していたようだ。
運転席には「乗務員訓練中 秋田運輸区 指導」という黄色い紙。
車内には、乗務員らしきJR東日本社員が何人もいて、説明を聞いたり運転席周りを触ったりしている模様。
そういえば、特急「つがる」にE751系が入る1か月ほど前にも、同じ場所で同じ紙を出していた。

所属基地の表記は、
秋田車両センターを示す「秋アキ」に書き換えられた

秋田に来た4両は磐越西線専用車両として、会津のマスコットキャラクターである赤べこの「あかべぇ」が描かれていたのだが、土崎に入ってはがされたとのことで、たしかにどこにもいなくなってしまった。
側面はあとかたもないが、正面の黒い貫通路には、クハ718-13のほうは、黒の濃淡が違ってあかべぇの面影が残る(上の写真では分かりにくい)。
青森側のクモハ719-13は、
白い線であかべぇの輪郭がくっきり!
事情を知る人が見たら切なく複雑な気持ちになり、知らない人が見たら何の形かと気になってしまうかも。
秋田総合車両センターでは、ほんとに最小限の改造というか転属準備作業しかされなかったようだ。


乗務員訓練が行われたとなれば、これはもう秋田で営業運転する日が遠くないということだろう。
どこでどんな列車で走るのかはまだ分からないが、「701系2両編成が(踏切事故の影響で)1本不足している」、「701系719系を混用することは、仕様上できない」ことを踏まえれば、現行の701系の運用の一部を分離させて719系専用運用とするのだと思う。

そして、6月初めには、さらに719系が秋田へ転属するらしい。
となると、現在は一部ボックスシート化された3本の701系が限定で入っている、新庄-秋田-弘前(いずれも各区間の一部の列車)の運用を置き換えるのではないだろうか。
だとすれば、仙台から701系ではなく719系を転属させたのは、車両数に余裕があって、座席配置がサービス向上につながるからという理由が成り立つ。
それにしても、秋田では初めてかつ今となっては旧式の車両をわざわざ持ってこなくても…という気もするけど。
【10日補足】2本だけ転属するとは中途半端で非効率的で意味が分からなかったが、3本以上転属するとなれば、このように意味が違ってくる。それでもあまり効率的ではなさそうだけど。逆に、一部で噂されている青森-蟹田津軽線運用に入れるとなると、数が多すぎるのではないだろうか。個人的には希望的観測をこめて、新庄-秋田-弘前運用の代替を推したい。
【10日さらに追記】コメント欄の通り、新庄方面ではワンマン運転もあるが、現状の719系にはその設備はなさそう。改めて設置するのだろうか。
【13日追記】秋田運輸区の乗務員は津軽線は担当しないはず。津軽線で運用するのならば、秋田よりも青森で重点的に乗務員訓練を行うだろう。このことからも、少なくとも津軽線「専用」で運用される可能性は低いと考える。
逆に秋田運輸区の担当路線からすれば、秋田駅から3方向どちら(最遠で青森・新庄・酒田かな)へも運用される可能性がある。(以上追記)

転属時の改造が最低限だったのは、秋田での使用が短期間で終わることを見越しているのか、あるいは早急に営業運転に入れたいということなのか。(再度、何らかの改造をする可能性もあるか)
遅くとも8月の夏祭りシーズン前には使い始めないと、昨年のように借りてこないといけなくなる。引き続き、今後の展開に注目。

【追記】この後、12日にはH-13編成が姿を消し、入れ替わりにもう1本のH-10編成が同じ場所に入った。
さらに、ネット上の情報によれば16日からは、通称・奥羽南線(秋田駅より上り側の奥羽本線)で「試運転」表示での走行が始まったとのこと。男鹿線EV-E801系の試運転も、最初はこの区間で実施されたから、必ずしもこの区間に投入されるとは限らないものの、また1段階進んだようだ。
6月10日過ぎからは、横手駅構内に留置されているとのこと。今度は横手運輸区での訓練だろうか? ということで、秋田以南の奥羽本線(通称・奥羽南線)で営業運転されるのは間違いなさそう。

7月18日頃には、側面の帯が701系と同じ濃いピンク色に変えられた。正面は黒いまま。
7月28日夜から、ついに営業開始! 詳細はいずれまた
(以上追記)


ところで、踏切事故にあったN5編成から中間の1両を抜いて、2両編成の間に入れて3両編成化された、N29編成もいた。
青森側クモハ701-29
貫通扉のガラスの編成番号表記が、以前よりやや下寄りの位置に、少し小さく、太い書体に変わっていた。【10日追記】従来は欧文フォント(英数字専用の書体)で、現行のは「新ゴ」あたりの日本語フォントっぽい。
秋田の701系ではたまにこんなこと(細い書体とか)があるから、書体が違ったことに、特に意味はないのかもしれない。