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菅野地下道まもなく廃止

秋田市北部と中央部の境、泉地区・外旭川地区に2021年春開業予定のJR奥羽本線の新しい旅客駅。
JRによる駅施設の着工は今年11月頃だそうだが、秋田市による駅前広場など周辺施設の工事は、いよいよお盆明けに始まる。
「通行止のお知らせ」「新しい駅前広場を作っています」
駅前広場の工事看板が2枚あるのは、泉側と外旭川側が別発注のため(同じ業者が受注したけど)。これは土木工事のもので、この後、建築工事もそれぞれ行われるとのこと。

新駅は、線路や鉄道施設の下をくぐる、市道のアンダーパス「菅野地下道」の上にできる。
菅野地下道を廃止し、両側を埋め立てて駅前広場に、線路の下は駅利用者や歩行者の自由通路にするのが、これらの工事。

菅野地下道は、8月19日から、車両も、歩行者も全面通行止めになる。
通行止め区間は「令和3年3月31日まで」となっているが、これは誤解を呼ぶ。上記の通り市道としては廃止されるので、車はもう永遠に通行できない。歩行者(自転車も?)は、駅開業のあかつきには、自由通路として再び通り抜けできることだろう。
20日追記】8月20日秋田魁新報 秋田市地域面によれば「歩行者や自転車が通れる約100メートルの地下自由通路」。

再掲)菅野地下道
泉と外旭川を結ぶアンダーパスは複数あるが、(北側の外旭川アンパスは別として)いずれも昭和30年代後半の建設で、歩道がなく、道幅も広くない。車がまだ多くない時代であるばかりか、泉も外旭川も一面の田んぼだった時代だから、それで足りたのだろう。
菅野地下道は、アンダーパス部分での車のすれ違いは不可能で、対向車がいれば入口で待つ必要がある。取り付け道路部分はカーブがあり見通しが利かず、車も歩行者も注意を要する。
細い道路が入り組んだ泉側。中央奥を左にカーブして地下道へ
菅野地下道の利用者は極端に多くはないが、車は昼間なら1分に1台くらいの割合で通るのではないだろうか。大通りからは分かりにくいためか、両地区住民の通り慣れたドライバーがほとんどのようで、うまく譲り合ってはいる。
ここ20年ほどは、泉菅野側にスーパーやドラッグストアができたこともあるのか、外旭川から自転車や徒歩で行き来する人もちらほらいる。
「通学路」との看板が出ているが、外旭川のごく一部のエリアでは寺内小学校→泉中学校が通学区として指定されており、菅野地下道でないにしてもいずれかの地下道を通らないと、現実的には通学できない。(外旭川小→外旭川中のほうが安全で、何より近そうだけど…。秋田市の学区分けはたまに不思議な場所がある)
住宅に囲まれた外旭川側。奥で右にカーブし地下道へ
菅野地下道の廃止については、地元では反対の声も出ている。この北側に新しいアンダーパスの計画(グランマートと菅野郵便局の間の草地みたいな所に出るはず)があるが、まだ先の話になりそう。他の地下道に車が増えるかもしれない。
車はいいとしても、歩行者は、工事中は遠回りさせられる人もいるはずで、大変。
いずれにしても、人口も車も増えてしまったこの場所で、この地下道をこのまま使い続けるのは、無理があり危ないと思う。
【18日補足】新しいアンダーパスは「都市計画道路外旭川線泉工区」。今年度に支障物の撤去工事を行い、来年度2020年度に鉄道の下部分を着工する計画のようだ。開通は新駅開業より後になるのは確実。


さて、今年春、駅予定地付近の既存のJRの建物が壊されていると取り上げた。
本線の上下線が離れて通っている間のスペースに建つ、古くて使われていない、かつて「秋田機関区」や「秋田運転支所」であった建物がある。それが外旭川側(上り線際)から解体されているように見えた。
(再掲)骨組みだけで中が丸見えになっていた
ところが、外旭川側の壁がなくなった後、初夏になっても解体はいっこうに進まず、足場が組まれた。7月には、
壁がきれいになった!?
新たな壁が張られ、サッシ窓が取り付けられた。他の部分は以前と変わらず。

上り線際に、低い部分がせり出していたのだけは、なくなった。「部分解体」ということか。
今後、この建物は使うつもりなのでしょうかね
この建物の泉側(上の写真では裏側)には、別棟で似たような建物がある。そちらはガラスが割れるなど状態が悪いが、それは手付かず。

駅の完成予想図を見ると、この建物の場所は、新駅のホームがかかりそうだが、駅舎はこの北側にできるので全部解体する必要はない感じ。ホームの邪魔にならないように、建物を小さくしたのかもしれない。
外旭川側・北側から。茶色柵の下が地下道。右側に駅舎ができるはず

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