今回は、前回の秋田温泉線・仁別リゾート公園線と一部で経路とバス停が共通である、楢山大回り線(駅西口→楢山→大町→菊谷小路→北高校前→手形→駅西口)と、秋田高校線(=いわゆる秋高スクール線。誰でも乗車可能。御所野~御野場~鷹匠橋~北高校前~秋田高校入口)の単独区間のバス停。
2021年6月にある程度交換されていた一方、同じ古さで、しかも壊れるなどしているのに、未交換のものもあり、例によって気まぐれであった。
対象区間の全バス停名を記す。カッコは2路線以外も通る。
順にたどる。「秋田大学前」は、正門横・県道15号にある手形山団地線用とは別の位置にある。
正門から県道を越えてまっすぐの市道に入ってすぐ、テニスコートの所。楢山大回り線では、両方の秋田大学前を通ることになるが、県道のほうでも乗降できるだろうか?
ここは以前は両側とも、移管直後設置のJTCウインRの表示板。
Googleストリートビューによれば2015年8月~2020年8月の間に、秋高発御所野行きの側だけ、現行仕様の表示板に交換(台座未塗装)。秋高行き・大回り線側はJTCウインRのまま。
今回確認すると、そちら側も交換されていた。台座も塗装。
そのまま線路方向へ進むと「明徳コミュニティセンター前」。
秋田市の施設を指すが、バス通りにコミセンは面していない。1本南の通りにあるので、いわば「コミセン裏」。秋田市交通局の命名だが。
両側ともJTCウインRだったのが、今回両側とも更新。

正式な施設名は「明徳地区コミュニティセンター」。「地区」が付いて、「コミュニティー」ではなく伸ばさない「コミュニティ」が正式。
アルファベット表記は「MEITOKU KOMYUNITHI SENTA MAE」。JTCウインR時代も同じつづりでスペースがない「MEITOKUKOMYUNITHISENTAMAE」だったようだ。
何度も指摘しているように、英語由来の言葉を「英語表記」でなく、「英語の読みをローマ字表記」して通じるのか、意味があるのか疑問。場所柄、英語が堪能な学生や教員も通るし、どう思われているだろう。
特に引っかかったのが「ティ」を「THI」としていること。
ヘボン式ローマ字表記を原則としているパスポート申請の資料では「TEI」としていて、「THI」で「ティ」は認められない。
一方、パソコンのローマ字入力では、「thi」で「てぃ」と入力され、入力例一覧表には掲載されているものもあるようだ(掲載しないものも多い)。僕は初めて知ったし、ティなんてテとィに分けて「texi(またはteli)」と入力すればいい話では。
ただ、日本人としては「TEI」は「てい」であって「ティ」とするには違和感があるのも分かる。昔の中央交通がJTCウインR表示板を作る時、悩んで、ローマ字入力表から見つけ出し、今回の更新でも悩んで、前例踏襲してしまったのか。
ちなみに、2018年夏に更新された「飯島コミュニティセンター入口」は、
(再掲)「COMMUNITY SENTA」と英語と読み混在だった。これの更新前の市営・中央共用タイプは「COMMUNITY CENTER」だったようだ。
ところで、明徳地区コミュニティセンターは、1993(平成5)年度開館。それ以前はどんなバス停名だったのか。
1988年の市営バスの冊子時刻表に、バス停名が掲載されている。
(再掲)当時はこんなに本数があり、逆向きの「手形回り」もあった
「電波観測所」とある。実際には「電波観測所前」だったかも。
観測所の場所は、バス通りに面した、バス停のすぐ北。つまり上の写真の左のフェンスの中。ここ何十年も長らく空き地で、今は未舗装で工事車両みたいなのの駐車場になっているのだろうか。
施設名は聞き覚えがあるが、てっきり秋田大学の附属施設かと思っていた。そうではなく、今ならば総務省管轄の研究機関のものだった。
「秋田電波観測所」という名称で、1949(昭和24)年から1991(平成3)年6月1日まで存在。廃止時は郵政省 通信総合研究所(現・国立研究開発法人情報通信研究機構)の所管。
情報通信研究機構のサイトに、秋田観測所廃止当時の「CRLニュース」の内容がアップ(https://www.nict.go.jp/publication/CRL_News/back_number/183/183.htm)されていて、職員により業務内容や思い出が記されている。
電離層の観測、由利本荘市岩城でのロケット実験との関連、今の電波時計につながる研究もされていたように素人は読んだ。
また、廃止後2年間は暫定的に電離層観測を続け、その後建物を解体する話も載っている。タイミング良く、明徳コミセンができたことになる。
※さらに余談だが、近くには電電公社の組織もかつて存在したのだった。
1988年の市営バスの冊子時刻表に、バス停名が掲載されている。
(再掲)当時はこんなに本数があり、逆向きの「手形回り」もあった「電波観測所」とある。実際には「電波観測所前」だったかも。
観測所の場所は、バス通りに面した、バス停のすぐ北。つまり上の写真の左のフェンスの中。ここ何十年も長らく空き地で、今は未舗装で工事車両みたいなのの駐車場になっているのだろうか。
施設名は聞き覚えがあるが、てっきり秋田大学の附属施設かと思っていた。そうではなく、今ならば総務省管轄の研究機関のものだった。
「秋田電波観測所」という名称で、1949(昭和24)年から1991(平成3)年6月1日まで存在。廃止時は郵政省 通信総合研究所(現・国立研究開発法人情報通信研究機構)の所管。
情報通信研究機構のサイトに、秋田観測所廃止当時の「CRLニュース」の内容がアップ(https://www.nict.go.jp/publication/CRL_News/back_number/183/183.htm)されていて、職員により業務内容や思い出が記されている。
電離層の観測、由利本荘市岩城でのロケット実験との関連、今の電波時計につながる研究もされていたように素人は読んだ。
また、廃止後2年間は暫定的に電離層観測を続け、その後建物を解体する話も載っている。タイミング良く、明徳コミセンができたことになる。
※さらに余談だが、近くには電電公社の組織もかつて存在したのだった。
グランマート手形店駐車場角で温泉・仁別線としばし合流して「東中学校前」。分かれて直進して踏切を渡って千秋地区へ。
「北の丸」は、両側ともJTCウインRだった。(上記リンクの過去記事の通り、)秋高行き・大回り線側では、2021年2月頃に表示板が緩んで半回転して、5月頃に修復されていた。それも今回、
両側とも交換坂を下って「千秋中島町」。両側ともJTCウインRで、ローマ字は「~まち」が正当なのに「~ちょう」であった。
2021年6月には、なぜか秋高行き・大回り線側だけ交換(「~まち」表記)。今回、御所野行き側も交換。
なぜ2度に分けた?先に交換された側は、(前回の手形休下町のように)青い部分が下に伸びた配置であったが、今回更新分は通常の配置。
「北高校前」は、両側とも昨年交換済み。
旭川を渡って、しばし保戸野地区に入り、「原の町」。神田線・添川線用とは別の位置。
両側とも、市営バス時代からのナールの表示板だった。
秋高行き・大回り線側!!これは新しいパターン。表示板はナールのままなのに、台座が塗装されている。さらに支柱も同じくグレーで塗装されている。
支柱のサビはあったがひどくなかったし、本数からすれば古い表示板でも問題なかろう。この手法でもいいなと思いつつ、向かい側を確認。
御所野行き側支柱塗装は同じだが、こっちは表示板も交換している。こちら側の表示板が傷んでいたわけでもないのに、この対応の差は?
原の町といえば、神田線・添川線用の上り側。
そこはポールがなく、市営バス時代設置の上屋があった。その上屋の屋根が、前の冬の暴風雪で壊れてしまったそうで、今は壁だけになったので撤去予定と張り紙がある(のに6月になった)。
撤去されれば、ポールを置かないとならないだろう。それ用の表示板が必要になるだろう。もしかして、今回御所野行き側に取り付けた表示板って、それ用に寄せていた分だったのでは? などと心配したり。→その後の状況。
「すわ町」、再び旭川を渡って千秋地区に戻り「鷹匠橋」、そして「矢留町」。
両側ともJTCウインRであったが、御所野行き側は、2019年9月以降に「臨時バス停」の表示板に替わっていて、2021年の近隣交換時もスルー。それも今回、両側とも交換。
臨時バス停だった側もきれいに交換と同時に、バス停名が“変わった”。
以前も指摘したが、これは秋田市交通局の命名だが、「千秋○○町」にあるバス停でも、バス停はそのまま「千秋○○町」とするものと、千秋を取って「○○町」とするものが混在し、理由はなさそうだった。この区間では、北の丸と矢留町に千秋が付かなかった。
北の丸はそのままだったのに、こちらは「千秋矢留町」となった。JTCウインR時代は「やどめちょう」と間違っていたローマ字も「やどめまち」に。

そして、御所野行き側の表示板は、一見新品だが、下に文字の跡が見える。中古品の転用だ。
前回と今回の記事で、転用であることを確認できたのはここだけ。
上の写真を調整下の文字は「御所野ニュータウン入口」。
よく知らないが、御所野ニュータウン入口は、「御所野」というバス停始発で県庁経由車庫行きの523系統が、平日に1往復だけ運行されている路線の停留所。バスで行こうから細いスーラの表示板に変わっているようだが、これの出どころは… ひょっとして間違って作って使わなかったとか?
千秋矢留町の次の「通町橋」も、今回両側ともJTCウインRから交換。
以上、今回の更新により、秋田大学前~通町橋は、原の町の片側以外(+共用区間の「東中学校前」下り)は、新しい表示板で統一された。
これらのちょっと近くのまた別のバス停も更新されたので、さらに続く。