広く浅く[blog.goo.ne.jp/taic02より移転]

https://blog.goo.ne.jp/taic02 から移転。秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記など、広く浅く、時には中途半端に深く、いろいろと。

秋田市営バス

ひらり 秋田編2

1992年の連続テレビ小説「ひらり」秋田ロケの続き。 まず、前回の補足。寒風山の実家の造り酒屋「千秋」について。増田の内蔵でロケしたのかもと思ったが、秋田市新屋表町の「黄金井酒造(現在は営業せず、建物は現存)」で、7月にロケされたことが分かった…

原の町バス停上屋撤去

前回に続いてバス停シリーズが続いてしまいますが、今回が今シーズン最後。 過去の記事やコメント欄で少し触れていた、愛称「原の町通り」にある神田線・添川線・泉八橋環状線用の「原の町」上り(環状線は八橋回り側)バス停の上屋が、壊れて撤去された話。…

バス停表示板更新'21秋以降1

秋田市交通局(秋田市営バス)から秋田中央交通へ移管された路線の、ダルマ型バス停の表示板交換シリーズ。 ここ数年、古い表示板を新しくする作業が、気まぐれながら積極的に行われていた。 交換対象は、基本的に市営バス末期、または中央交通移管直後に設…

やまびこ号・せせらぎ号

2022年1月10日は成人の日。成人の日と言えば成人式。 今年4月の民法改正で成年年齢が18歳に引き下げられるので、20歳の新成人を祝うものとしては最後。ただし、来年以降も引き続き、式典は20歳を対象にし続ける自治体が、全国的に多数。 そして、昨2021年1月…

元点滅バス停の一点物

1年前、秋田市営バス(秋田市交通局)の1つしかないバス停ポールを紹介した。その続き。 県立体育館前や割山町は、当初から“一点物”だった。今回紹介するのは、後の改造で一点物になったもの。 新国道(と通称される秋田県道56号)、下りで秋田中央郵便局前…

神田線 平成史

2019年秋で廃止された、秋田市の秋田駅西口と土崎駅前を、外旭川地区を経由して結ぶ路線バス「神田土崎線」。 秋田駅と外旭川の間は、「神田旭野(団地)線」が多数走っているので、実質的にこの時の廃止とは、外旭川病院前~土崎駅の区間をバスが走らなくな…

公営交通バス停上屋

通町下りバス停の続き。今回は過去へさかのぼって。 現在 上の写真の通り、上屋の梁というか、屋根の下の道路と平行な部分には、秋田市章のほか、「財団法人日本宝くじ協会 協賛」「社団法人 公営交通事業協会」と表示されている。 市章や「公営交通」は、今…

newまんたらめ号

秋田市内を走る、観光タイプの大型バス。 オレンジ色一色 2017年にモデルチェンジ・2019年春にマイナーチェンジされて顔付きが変わった、三菱ふそう「エアロエース」。 秋田のバス会社では導入したところはあるだろうか。宮城交通では導入しているが、高速バ…

長崎屋経由のライバル 大川経由

「山王三丁目」にひっそりと改名された、新国道側の「山王十字路」バス停の続き。羽後交通の話の前に、長崎屋経由の歴史や市営バス時代のことを。 記憶にないが、長崎屋(ドン・キホーテ)の場所には、かつて秋田中央交通の本社と車庫(秋田営業所)があった…

割山町の謎バス停

秋田市営バスに何タイプかあった、ほかに同種のものがない“1点モノ”バス停の続き。※前回は県立体育館前のソーラー照明付。 秋田駅西口を出て勝平地区へ向かうバスは、県庁前または大町を通り、川尻の若葉町交差点で国道7号(臨海バイパス)を越え、新川橋で…

県立体育館前の謎バス停

先日、秋田市山王大通り周辺のバス停の表示板交換を取り上げた。その番外編。 交換対象外ながら特徴的なものだとちょっと触れていた、「県立体育館前」停留所。 文化会館・八橋球場前と山王交番前(寺内方面は分岐して秋田市保健所・サンライフ秋田前)の間…

共用表示板消滅?

秋田市内にある秋田中央交通のバス停は、台座からパイプが出た上にバス停名の板が付いた、いわゆるダルマ型だけでも、いくつかのバリエーションがある。 これは、秋田市交通局(秋田市営バス)から譲受した路線・バス停があることと、中央交通の方針が行き当…

神田土崎線・補足

2019年9月で廃止された、秋田市の路線バス「神田土崎線」(廃止区間としては外旭川病院前~土崎駅前)。 前回までは、廃止時点での秋田中央交通による運行形態を紹介した。今回は補足など。 ●上下分岐点 前々回の将軍野南四丁目~将軍野郵便局前/護国神社裏…

神田土崎線の記録2

廃止された神田土崎線の道をたどる前回の続き。 外旭川から将軍野へ、狭い一方通行路を抜けて来た下り便は、自衛隊通りを越えて、土崎へ入る。 引き続き、新国道の2本北隣(奥羽本線寄り)の狭い一方通行を進む。「ゾーン30」規制区間になり、路面にカラー標…

神田土崎線の記録1

秋田市のバス路線「神田線」の、2019年秋の変化の記録シリーズ。前回までは神田停留所付近の旧道経由の廃止を取り上げた。 もう1つの大きな変化として次に紹介するのが、秋田駅西口と土崎駅前を神田経由で結んでいた、いわゆる「神田土崎線」の系統廃止。※「…

旧道神田線 補足

2019年9月末で系統廃止された、秋田市外旭川地区の旧道を通る神田線の続き。今回は前回の補足として、主に古い写真を。 廃止区間のうち、神田と水口のそれぞれ上り側には、市営バス時代に設置された初代バス接近表示対応だった電照式ポールが残っていた。前…

神田線旧道区間の記録

2019年10月の秋田市内のバスダイヤ改正で、神田線でいくつかの変更があった。 実際のところ、メインの秋田駅と外旭川地区を結ぶ系統の総本数とダイヤは、あまり変わらず、影響を受ける人は多くはないと思われるし、街の変化とバス利用実態からすれば、そうな…

幕洗川・嶺梅院前

前回のハンバーガー自販機の話題、ものすごい大量アクセスをいただいており、びっくり。 今回も土崎の話題で、2つのバス停の表示について(これはアクセスは多くならないでしょう)。 10月から土日が大幅減便された旧国道方面。中央高校・将軍野方面へ2路線…

小型路線廃止後の小型車

秋田市の路線バスには、マイクロバスより少し大きい「小型バス(ミニバス)」がある。※ここでは中心市街地循環バス用の日野ポンチョには取り上げないことにします。 1975年に秋田市交通局(秋田市営バス)が、道路整備が遅れて狭い道しかない新興住宅地の足…

三吉神社と交通局

秋田駅の東・広面字赤沼、手形山のふもと、秋田大学の本部と医学部の間に「太平山三吉(たいへいざんみよし)神社」が鎮座する。 秋田県内でも著名で大きな神社で、初詣、1月中旬の「梵天(ぼんでん)」祭、七五三等でにぎわう。 太平山をまつった山岳信仰の…

ダブルベルトつり革

「乗りものニュース」サイトに「バス「V型つり革」の効果とは? ベルトが2本 しかし新規採用が少ないワケ(https://trafficnews.jp/post/82394)」という記事があって、勉強になった。 秋田市営バスで1985年頃以降の導入車(188号車以降。小型車、貸し切り兼…

続・方向幕の書体

路線バスの、フイルム幕に印字した行先表示=方向幕の書体についての続き。 方向幕の文字は、全国的にほとんどのバス事業者で共通の書体(フォント)が使われていた。その書体は、2000年頃(※)を境に変更された。 ※2000年頃に「作成・印刷」されたという意…

昔の方向幕の書体

今年、個人的に長年の課題であった、秋田市のバス停の表示板の文字の書体を特定することができた。 バス関連の書体については、ほかにも、書体を特定したかったのだが分からず、あきらめていたものがあったのだが、それもついに判明!!! それはバスの車両…

バス停名の書体

秋田市交通局(秋田市営バス)が設置し、秋田中央交通に移管後もほぼ同じデザインが引き続き使われている、秋田市のダルマ型バス停の円形表示板の続き。※前回の記事 長年の課題(個人的な)であった、バス停名表記のフォントに迫る。 手書きは当然として、局…

市営バスタイプ バス停

7月17日午後早く、秋田市中心部でとある作業が行われていた。 その結果、 「大町通り」バス停 秋田ニューシティ跡地・イーホテルショッピングモール・日本銀行秋田支店の前にある、ダルマ型バス停の表示板が更新されたのだ。 上下両方向とも、台座と支柱はそ…

17年遅れの帽子掛マイク

ワンマンバスの運転士の業務は多岐にわたり、大変なのは言うまでもない。安全運行が第一だけど、乗客へのきめ細かな配慮と案内があれば、客としては気分はいいもの。 その1つ、運転士の肉声による案内は、バス会社によってかなり差があるように感じる。マニ…

浜街道

秋田駅(西口)と秋田市南西部・新屋(あらや)地区を結ぶ路線バスが、いずれも秋田市営バスの路線であった新屋線と新屋西線。 うち新屋西線は、駅から県庁、市立病院西口(正面でなく)、川尻地区を経て、秋田運河を渡って勝平地区を貫き、雄物新橋で雄物川…

卸町経由新屋線 等の記録

10月で廃止された元市営バスの路線を記録(一部のみ)しておくシリーズ、そろそろ終わりそうです。※前回は泉山王環状線 今回は、廃止→同名の新路線開設、すなわち実質的に経路変更された「卸町経由新屋線」について。「茨島牛島環状線」が再編された「茨島環…

MAZDA前・耐久性

泉地区の元市営バスのバス停の話題。※過去の関連記事 まず、泉山王環状線関連。 旧環状線の経路と新国道が交差する八橋鯲沼町交差点の近くに、どちら側の道にも「マツダ前」というバス停があった/ある。旧環状線用は交差点の東側、新国道経由各路線用は交差…

泉山王環状線の記録

2016年9月で廃止された、元秋田市営バス路線であった中央交通のバス路線シリーズ。間が空きましたが駅東線に続いては「泉山王環状線」。 ※今回の廃止の経緯や概要はこちらとこちらも参照 ※市営バス時代から移管後まで「泉・山王環状線」と中黒を入れて表記す…