
●秋田ニューシティ解体9 ※前回の記事はこちら
冒頭の写真は、秋田市大町の商業ビル「秋田ニューシティ」屋上にあった看板(ルーフサインというそうだ)。
赤地に白の毛筆で「七」3つの「喜」の異体字と、「辻兵」と記されている。(手書きや活字では「辻」のしんにょうの点が2つのことが多いが、辻兵の場合は点が1つなんだ)
「辻兵(つじひょう)」は秋田を代表する企業グループであり、ニューシティを管理していた。また、ニューシティの場所が、元は呉服店だった辻兵の創業地でもある。
個人的にはこのルーフサインは、ニューシティを、そして秋田市大町を象徴するものであると認識していた。
ニューシティの解体に伴い、それが姿を消すのは明らかだったけれど、ついになくなった。
おとといまではあったが、今日見るとなくなっていた。あっけないものだ。
北西角、かつてミスタードーナツがあった交差点から一方通行路を撮影した画像。

象徴的なサインがなくなってしまうと、写真を見てもどの場所を撮影したのか(撮影した自分でも)一瞬では分からないし、これがニューシティであるかどうかも判別できないかもしれない。
ニューシティには、同じサイズのルーフサインが2つある。
1つはこの「辻兵」のもので、北西側(ミスタードーナツがあった側)にあった。
もう1つは南東側、大町通りの日銀寄り。こちらは代々の核テナントのロゴが入れられており、「ダイエー」→「マックスバリュ」→
2月20日、南西側の茶町通りから撮影上の写真右端の白いサインが、かつてテナントのロゴがあったもの。
左に辻兵のが少し見えている。かつてはこの位置からは見えなかったはずで、解体に伴い見えるようになった。
かなり解体が進み、北と東の道路側の壁1枚だけ(本当はもっと厚い)残されているという感じだった。
同じ場所を今日見ると、
向こうが見える!辻兵のサインがなくなり、さらに東側の壁がほぼなくなり、一方通行路側の空が見えている。
南西側、少し離れて竿燈大通りから。
2月22日(手前の通り沿いの低い壁は日銀のもの)
今日「辻兵」のサインがなくなり、建物がなくなって空がたくさん見えるようになったのは、衝撃的だった。「秋田ニューシティ」が本当になくなるのだと実感した。
北東角(9月撮影)
正面のエレベーター部分がまだ上まで残っているようだが、これもなくなるのは近いだろう。エレベーター付近にあった辻兵とニューシティのロゴは足場で隠れた。
※解体工事について続きの記事はこちら
そういえば、辻兵・辻グループのトップは、代々「辻 兵吉(つじ・ひょうきち)」という名を襲名してきた。
先代の5代目が2008年7月に亡くなり、その息子さんが経営を引き継いでいるが、まだ襲名はしていない。そろそろ6代目を襲名したりしないかな。
ちなみに、落語家の三遊亭圓楽も、昨年襲名した元楽太郎さんで6代目。歴史としては同じくらいなんだろうか?
●仲小路にロードヒーティング
先日、秋田駅前周辺の道路が凍ってテカテカだったことを記事にした。
今朝の秋田魁新報によれば、そのうち、市道である仲小路の歩道部分にロードヒーティング(融雪装置)が設置されることになった。
駅から延びる大屋根が途切れる、秋田信金前(new金座街ビル向かい)から再開発工事区域手前の明徳館ビル(明徳館高校)の約300メートル。再開発完成時までに設置を終えるとのこと。市では緩い坂になっていることもあり、歩行環境向上につなげたいそうだ。
秋田県さん。広小路の方も頼みますよ。