1週間前に25センチあった秋田市の積雪は、13センチまで減った。道路はだいぶ通行しやすくなったが、路肩の雪山や歩道の圧雪が凍ったものはまだ残っている。
秋田県北や津軽などの手に負えない積雪はともかく、秋田市程度の積雪量ならば、自宅や自社(事業所)の前の歩道を、各自が除雪してくれてもいいと思う。昔に比べると、そういうところは減っているように感じる。忙しい、人手が足りない、そもそも空き屋等、それぞれに事情はあるから、通行人のわがままな願いなのだけど。
秋田市中通の仲小路。
秋田キャッスルホテルの裏というか横というか、南側
秋田中央道路地下トンネル出口と、エリアなかいちによって、この20年で仲小路は分断されてしまった(2010年の記事)。西側のここは、駅方面から歩いてくる人も減り、すっかりうら寂れてしまった。
軽く除雪車は入った跡があるが、歩道部分は圧雪~シャーベット状の汚れた雪が残る。搬入の車が歩道部分に入ったようなタイヤ痕もあって、歩きやすくはない。※ロードヒーティングがある広小路や中央通りを歩いたほうが無難。
営業車の待機・休憩場所になってしまっているようだ
上の写真、右奥は歩道部でも雪がなく、路面が出ている。手前はキャッスルホテルの駐車場なので、車の出入りによって雪が消えたのだと思われるが、その奥もずっと。ここは…
木内 仲小路側玄関
かつては秋田市を代表する百貨店→衣料品店で、新型コロナウイルス流行の2020年3月頃から「当面の間 臨時休業」している、木内(きのうち)である。
仲小路側は裏口に当たるが、間口は反対の広小路側正面と同規模(したがって、仲小路西側に人が来なくなったのは、木内衰退も一因ではある)。
並びには、木内の搬入口と守衛室・警備員室のようなものがあり、臨時休業中もわずかに稼働しているような気配はあった。放置されて荒れ放題などではなかった。
その一環で、歩道の除雪もしてくれているのではないだろうか。営業中であるお隣のホテル裏より、ずっと歩きやすい。
角を曲がって、広小路へつながる西辺は歩道がない道路。向かい側は木内の駐車場。
路肩に除雪の雪山
西辺中ほどにあった小さな玄関部分(上の写真右側。昔はここを入って左にサービスカウンターだか商品券売り場があったか)の前だけは、雪が寄せられていた。道路の除雪業者が気を利かせた可能性もなくはないが、おそらく木内側が寄せたかと思う。
駐車場は封鎖され、出入口前の雪山はそのまま。でも、駐車場内の一部は、中途半端にアスファルトが露出している。雨水がたまって、融けたのか。
完全ではないものの、休業している店の前をこれだけ除雪しているのは、何を意味するのか。
休業中とはいえ商人として店の前を歩く人への配慮、あるいは木内はまだやめていない/やめるつもりはないことの表明か。この正月には、正面玄関に門松を置いていた。そうだとしても、いつまでこの状態が続くのだろう。
【11日追記】正面・広小路側では、商店会管轄だったアーケードが2013年にすべて撤去された後も、木内(と隣のキャッスルホテル)部分だけ残っている。これも、除雪や門松と同じ気持ちによるのだろう。