2026年3月で、大館市にあった東北森永乳業株式会社秋田工場が廃止となり、秋田で流通する牛乳類のラインナップが多少変わった。
東北森永乳業のホームページによれば、本社・仙台工場と秋田工場しか事業所がなさそうだったのだが、他にも拠点があり、しかも秋田市内あることを、4月になってからGoogleマップを見て知った。
低い塀があって奥まったところに建物
土崎港南一丁目1番60号、旧国道の「幕洗川」バス停の前。住宅地だと思っていたので、こんなものがあるのが意外。

広い敷地の一角には、トラック数台と積み上げられたパレット。建物には、積み込みを行うトラックバースが並ぶ。外壁上部には「森永カルダス」。
土曜日だったが、出勤した社員の自家用車らしきものが駐車されているなど、動きがある雰囲気。
塀の表示は、
「東北森永乳業株式会社 秋田工場 秋田営業所」
先入観なしで見れば、ここが「秋田工場」に思えそうな書きぶり。
大館に工場があったことを知っていれば、工場から100キロ近く離れたここに秋田工場の名があるのは少々不思議だし、しかもその工場が閉鎖されたのに、こっちは動いているのだから、ますます不思議。
調べると、ここには「森永乳業販売株式会社(本社東京)」のグループ会社「株式会社東北デイリーサービス(本社仙台)」の秋田営業所も存在していた。
おそらく、森永乳業商品の流通を担う企業の、秋田の拠点。
また、森永乳業販売は2007年10月に「東北森永乳業(株)の営業部門を統合」している。ひょっとしたらその時点で、ここは東北森永乳業秋田工場秋田営業所でなくなっているのかも。
いずれにしても、秋田工場がなくなった今となっては、表示を改めるべきではないでしょうか。
この場所は、2月で閉店したイオン土崎港店の裏手に当たる。
3月末時点では、店舗ロゴが消されてバリケードが置かれ、多少の片付け作業はされていそうな程度だった。
4月に入る前後から、建物の解体工事が始まった。最近はどこも、内部から解体していく手順なので、遠目に見れば、まだ姿は変わっていない。
4月上旬時点では、新国道側から内部解体の状況を多少見られた。その後、仮囲いが立てられて見えなくなった。
4月上旬
正面に2階まで吹き抜けの風除室的なものがあったが、それが解体されたようで、そこの2階の一部に穴が開いた。
内部が片付けられた感じ
【追記】2026年5月23日以降に、正面・裏両方の出入口があった面に足場が組まれ、黒くて薄いシートで覆われた(本来の外観は見られなくなった)。6月初め時点で、塔屋が解体中。内部も解体が進んでいそう。