朝露が付いた「スタークジャンボ」マイナー品種だが、「世界一」より大きくなることがあるようだ。
訪れた時は早生の主力品種「つがる」や「千秋」は終わり、畑の木では「ふじ」「王林」「陸奥(むつ)」などが収穫を待っている状態。
「ジョナゴールド」3個で150円立ち寄った産直では「ジョナゴールド」や「北斗」が売られていた。ジョナゴールドを買ってみたが、大玉で酸味がさわやかでおいしかった。紅玉(英名ジョナサン)とジョナゴールドの交配でできた品種だから、紅玉譲りの酸味だろう。
スタークジャンボのようにベタっと一色に色づくのでなく、ふじと同じように縞状に着色するのは日本人好みだが、アメリカで作られた品種。※着色の仕方と甘さなど味との関係はありません。
海外品種が日本の気候と日本人の好みにマッチし、現在でもそれなりに作られて流通しているのは、ロングセラー品種といえそう。
昨年も紹介したが、園内には見本園としていろんなマイナー品種を1~数本ずつ植えている。
この品種はまだ“苗木”といった感じの小さな木元からあった木が枯れてしまい、植え替えたのだろう。マイナー品種となってしまった理由の1つには、日本の気候に適さないというのもあるだろうから、主力品種よりも栽培が難しいのかもしれない。
名札は「旭」。昨年と同じ手書き札だ昨年紹介した通り、旭はカナダから輸入された品種で、英語名を「McIntosh」という。アップルコンピュータの開発者の1人がこの品種が好きだったため、同社のパソコンが「Macintosh」になった由来の品種。
それにしてもこのやっつけ仕事的な手書きの名札、なんとかならんもんでしょうか…
ほかにも「印度」は盆栽用の小さな名札が下がるだけ。たしか弘前市内の東奥義塾高校に来た外国人教師が広め一時期は主力品種となり、陸奥や王林などの親品種でもあり、津軽と関わりが深く、青森県いや日本のリンゴ史に欠かせない品種のはずだから、ちゃんと説明して多くの人に知ってもらうべきなのに。
輸入新種の「スターキングデリシャス」こちらも小さな木だが、がんばって1つだけ黄色い実を付けていた。
これは正規の表示板だが、「ス」が消えている。

公園内の通路沿いに直径30センチほどの鉢が置かれている。
盆栽のように仕立てたリンゴせいぜい1株5~6個だが、ちゃんと実を着けている。やや小さいけど「ふじ」だろうか。観光施設やイベント会場などに設置・貸出しているはず。
鉢植えリンゴを作ってしまうのも津軽のリンゴ栽培技術の高さを示している。