広く浅く[blog.goo.ne.jp/taic02より移転]

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がんばるバナナ虫

※この記事は昆虫のお話です。虫の苦手な方はご注意ください。

ブログを始めたばかりの9月に庭のバナナ虫ことツマグロオオヨコバイを記事にした
その後、草刈りをして環境が変わったこともあり、我が家のバナナ虫たちの多くは、ヤツデの葉に移住した。ところが寒くなってくると、ヤツデの葉の裏にびっしりいたはずのバナナ虫の数は減ってまばらになっていた。
プログラムオート F5.6 1/25 露出+0.3

死んでしまったのかと思ったら、そうではないらしい。バナナ虫は夏に生まれて成虫になり、ほぼ1年が1世代なのだという。そう言われれば、白い幼虫は夏から初秋にかけてしか見かけない。
ということは、姿を消したバナナ虫たちは、どこか風が入り込まない場所で冬越しに入ったのだろう。
日が差してこの時期としては暖かい11月29日、まだヤツデに残ってがんばっているバナナ虫を数えたら5匹。葉を裏返してレンズを近づけると、普通は「横這い」して逃げようとするけれど、寒くて動きが鈍っているのかほとんど移動しない。
プログラムオート F5.6 1/80
寒さに強い体質の個体なのか、できる限り食べて(樹液を吸って)おこうという食いしん坊の個体なのか。バナナ虫にもいろんなヤツがいるようだ。
※雪がちらつく11月30日でも4匹を確認。いつまで居続けるんだろう・・・
※12月4日(晴れて暖かい)は2匹確認。
※12月7日雪が降った翌日(積雪なし)1匹確認。