極寒だった先週末、秋田市南西部を流れる大河・雄物川の光景。

手前の低木から向こう岸の低木までの間、おそらく400メートルほどが水が流れる川本体。
その半分以上が白くなって凍結している。凍結した上に雪が積もったのか。

凍っているのは茨島側で、新屋水門付近は全面が真っ白になっている。
いつもはごうごうと音を立ててたくさんの水が秋田運河へ導かれているのに、この時は表面上はその気配がなかった。おそらく、氷は表面だけで下では流れこんでいるのだろうけど。
雄物川本体の水門より下流側(雄物川放水路)の雄物新橋方向は、

再び秋田大橋へ。

先日取り上げた、新しくなった河川名の看板。書体はフォントワークス製「スーラ」であると判明。

ここも右岸側(写真左)が凍っている。この辺りは右岸側に中州みたいなのが普段からあるから、右岸側の水の流れが穏やかなのだろう。
雄物川が凍るとは寒さが厳しいことの現れではあるが、何年かに1度は起きている。2012年1月もそうだったし、記憶では2001年1月も。探してみたら…

現在の秋田大橋の下流側すぐ隣にあった、トラス橋の先代の秋田大橋。

見た感じ、今年よりもしっかり凍っている。
気象データを調べると、2001年1月中旬は、最低気温がマイナス6度台の日が6日間続いていた。今回よりもやや長く冷えこんだようだ。
今日現在、秋田大橋付近の雄物川の氷はすっかりなくなっていた。
水量が多い雄物川は、マイナス5度以下の冷えこみが数日間続かないと凍結せず、少しでも寒さが緩むと融けてしまうようだ。
今週後半からまた寒くなるとか。