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そばもやし

青森県大鰐町の特産「大鰐もやし」。
緑豆ではなく大豆を使い、普通のモヤシよりも長い。大鰐温泉の温泉を使って栽培され、冬(12月以降だとか)の間しか出まわらない。
ところが、昨年11月に弘前駅前のヒロロ(旧・ジョッパル)の地下のスーパー「ルミエール」で、ほぼ同じモヤシが「青森市産」の「長もやし」として発売されているを発見した。(この記事後半参照)
(再掲)大豆の長もやし

先日、再びルミエールへ行くと、長もやしもあったけれど、その隣に別のモヤシもあった。
そばもやし
青森県産」としか表示がないが、長もやしと同じ所で栽培されたのだろうか。
その名の通り、豆でなくソバ(蕎麦)をモヤシとして育てたもののようだ。

「大鰐もやし」の場合、大鰐町のホームページに「大鰐温泉もやしには、「豆もやし」と「そばもやし」の二種類があります。」とある。炒めたり味噌汁には豆、おひたしやサラダにはそばが向いているそうだ。
一般的には、単に「大鰐もやし」と言えば大豆のモヤシを指し、そばもやしは「そばもやし」と呼んで区別すると思う。
全国的には「ソバのモヤシ」って他にもあるだろうか。カイワレダイコンのようなスプラウトとしてソバを使うことはあるけれど。

以前、大鰐の温泉に宿泊した際、朝食にやけに細いモヤシのおひたしが出て、それがそばもやしであることを知ったのだが、調理前のそばもやしを見るのは初めて。
大豆の長モヤシをそのまま縮小したような感じで、ひょろ長く、茎(胚軸)はずっと細く、色はピンクがかっているものもある。
言われなければ豆のモヤシと思いそうなほど、よく似ている

POPには「生で食べられます」とあったけど、軽く湯通ししておひたしで食べた。
豆の長もやしと同じく、しゃきしゃきとした歯ごたえがする。細い分、より繊細な。
味は、豆でないだけに、モヤシ特有の豆臭さみたいなのがなく、クセがなくておいしい。

価格は大豆のモヤシよりも割高で、希少な品ということかもしれないけれど、また食べたい。