
それなりに寒くなって、陸上の他の落葉樹はほぼ葉がなくなっているのに、まだ葉が茂っている。
今シーズンは雪が遅く、初めて雪が積もったのが12月9日。

雪のせいで、葉がしおれてしまったようで、枯れかけている。
そういえば、シダレヤナギは、なかなか落葉せず、寒さか雪によって、突然落葉してしまう。この流木の枯れ方も、それに似ている。
川沿いにある木だから、ネコヤナギみたいな柳の仲間かもしれないから、同じような経過をたどるのだろうか。
年が明けて、

すっかり枯れて、普通の流木。
今後いつまでここにあるか知らないけれど、
ところで、上の1月末では、川の水が濁っている。大雨の後の増水時のように。だけど、

上の写真では分からないが、こちら岸(左岸)ほど濁りが濃く、対岸に行くほど濁りは薄い。不均一に濁るのもおかしい。
土手長町通りをさかのぼっていくと、濁りはさらに左岸側に偏っていく。そして、

広小路が突き当たる大町公園橋付近に、流木が引っかかっていたのと同じような、排水口みたいなものがあり、そこから濁り水が流入していた。
ちなみに、上の写真の排水口の脇の雪が積もった部分に、点々と付いているのは鳥(カモ?)の足跡。ここでアオサギが魚を狙ったり、水中の排水口付近でコイが休んだりもする(過去の記事)。

排水口にはゲートがあるようだが、閉じているように見える。けど濁り水が続々出てくる。ここより上流側は当然澄んだ水。
旭川に出た濁り水は、しばらくは左岸に沿って流れていくが、五丁目橋辺りまで下る頃には、川の中央よりも向こう岸側まで拡散していたという次第。
おそらく、さらに下った太平川との合流点付近では、ほぼ全幅で濁っているのがはっきり分かる状態だったと考えられる。
この排水口は、千秋公園の外堀につながっているんだっけ?
雪や寒さ、はたまた何かの工事のせいで、千秋公園側の何かが変化して、水が濁ったのか?
そういえば、過去にもこんなことがあったような?
薬物などではなく土砂による濁りのようではあるけれど、これで旭川、さらに日本海の水や生物に悪影響はないのか?
河川管理者である秋田県(あるいは千秋公園を管理する秋田市?)は把握しているのか、知らせたらいいのか?
いろいろ悩んだ。
濁りは少なくとも数日間は続いたが、いつの間にか元のきれいな水に戻っていた。

身近な旭川のことを、もっと知りたいし、知るべきだと思う。