動物園から展望台へは車も通る道があるが勾配は急。近くの自動車学校の山道教習のコースにもなっている。右には木々の間から、海がのぞく。左には夕日に照らされた動物園内の遊園地の観覧車。

道端ではサツキ(ツツジ?)が狂い咲きしていた。

途中、秋田市の施設「大森山老人と子どもの家」があった。
【2011年3月19日訂正】老人と子どもの家と少年の家は、別の建物だったとのコメントをいただきました。両施設は近くにあったものの、別の建物で、旧少年の家は既に解体されたとのことです。訂正します。
動物園から10分前後で展望台下の駐車場に到着。地デジのテレビ塔ができて、6本が林立する。アナログ放送終了後、5本は撤去されるのだろうか。駐車場から鳥海山が見えた。

階段を上って展望台へ。三角点があり、標高は「123.49メートル」(地形図上では123.5と表記されるようだ)。
ほぼ360度見渡せ、夕暮れの美しい光景が広がっている。散歩の途中や車で来て三脚を構えている人など、数人の先客がいた。
東は秋田市内と太平山、そして上ったばかりの月。

プログラムオート F5.6 1/100 露出-0.7
北は男鹿半島。

そして西は海と夕日。

南側は鳥海山が見えるが、テレビ塔や電線が邪魔で、下の駐車場からの方がきれいに見えると思う。
日没。

当たり前だけど、気象庁発表の秋田の日没時刻とぴったり一緒だった。
こんなに美しい日の入りを見たのは初めてだった。空はまだ明るいが、月と街の明かりが輝き始めた。
再び動物園前。ここから海側の浜田地区への道はほぼ一直線の下り坂になっている。昼間見てもいい感じの道だけど、日没後の海と空のグラデーションがきれい。

動物園、美しい眺望と大森山公園の魅力を再発見した一日だった。