12月1日に4匹が残っていたヤツデのバナナ虫は、さらに数を減らし、雪が舞った翌日の7日には、ついに1匹になった。
ところがこの1匹ががんばっている。
うっすらと雪が積もり、氷点下の気温になった15日も―

仲間といた頃と同じ1枚の葉の中でしか移動しておらず、あちこち飛び回っているわけではなさそう。
再び、雪が積もり氷点下になった今朝。
今までいた葉に穴が開いていて虫もいない。ついにいなくなったのかと探す。
別の葉っぱ。

いた!

20センチほど移動していた。体は鮮やかな黄色で、弱ってはいなそう。
陽が差してはいるが、ヒトだって寒いのに、変温動物のはずのバナナ虫にしては我慢強い。氷河期がきても生き延びるのはこういう個体なんだろう。
本格的な降雪はまだない今年の秋田市内だが、今週末はまとまった雪になりそう。がんばれ! バナナ虫。
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