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川反のバスストップ

秋田市の歓楽街・川反(かわばた)。
路線バスで行くとなると、旧・交通公社前である「川反入口」はじめ、最寄りバス停はいくつかある。
狭義の川反は、旭川西側の川反通りを指すが、細い道なのでバスは通らない。

しかし、いつの間にか(今年6月?)、川反にバスストップができていた。

右のピンクのラインの建物

「PUB バスストップ」というお店。だからバス停留所ではなく、バスの乗降はできません。
ちなみに、お店に直線でいちばん近いバス停は、土手長町通りの「北都銀行前」だが、橋へ回らないといけないので、大町通りの「大町五丁目」のほうが近い。
Googleで「川反 バスストップ」で検索すると、このお店と、川反入口バス停の位置を表示する(北都銀行や五丁目等は表示しない)。


店の看板にはダルマ型のバス停ポールのシルエットが描かれる。時刻表掲出枠を少し低い位置にしたほうが、バランスがよかったのでは。
奥の正方形に近い看板には「PUB バスストップ」とともに、小さく「SNACK Bus Stop」とも併記。さらに、従業員募集の張り紙では「スナック バスストップ」、Googleマップでもスナックとされていて、どうも正式な名称は「スナック バスストップ」らしい。よく分からないけれど。

どうしてバスストップという店名にしたのか、知る由もない。飲んでいるうちに、最終バスを逃してしまいそう。
バス停留所、バス停でなく「バスストップ」といえば、高速道路上のバス停の呼び名、もしくは歌の曲名。
1972年に平 浩二が歌ってヒットした歌。いい歌だけど、田舎というか本数が多くないバス停で、ひとりぽつんとバスを待つ場面だと思っていた。実際は、渋谷駅東口バスターミナルが舞台だという。都営バスか東急バスか。待つ間に「泪を拭」いたり「気持を変え」たりする間もなく、バスが来そうだけど。【12日補足・手をつないでいる描写があるので、2人で待って、1人でバスで帰る場面らしい。また、「知ってる誰に見られたら」と思うのは、田舎ならままあることだが、渋谷だと人が多くて気にも留められず、あまりないのでは。】

平浩二氏と親族は、2018年まで、東京・新小岩で「スナック バスストップ(中黒の有無は不明)」を経営し、店で歌うこともあったそうだ。
川反のバスストップは、平浩二氏と直接の関係はないでしょうと思いきや、店頭のポスターを見ると、

「平 浩二」「令和7年9月15日 来店」
ということは、ご本人公認の店名なのでしょう。ポスターは病気休養後、2022年にリリースしたシングルのものだが、バスストップに来たからには当然「バス・ストップ」も歌うことだろう。


下には小さいポスター。「9月15日来店」「あずさ2号」「高道さん」。
あずさ2号」はヒット曲のタイトルであって、「狩人」の弟・加藤高道氏ということになる。狩人自体は解散していない。
TBS「さんまのSUPERからくりTV2014年放送終了)」の芸能人替え歌コーナーで、狩人が「あずさ2号」を替えた「こまち2号」を歌ったことがあった。
兄弟の仲の悪さを題材に、秋田へ営業に来た帰りの新幹線のきっぷを、兄弟どちらかが【下の追記参照】手配し、もう1人への嫌がらせとして、「♪6時2分の『こまち2号』は あなたが住んでる最寄り駅 通過します」というもの。

現在は6時09分の「こまち6号」になったが、今回はひとりだから、心配ないですね。

【16日追記・からくりTVの替え歌について改めて調べた】
出演は狩人としてではなく、「高道」氏のソロだった。今回のポスターでも「高道(さん)」となっているように、ソロの時はその名前なのか。
替え歌のタイトルは「兄と疎遠」。
内容は、弟から兄への「小さいひとつの仕返し」として、こまち2号のきっぷを渡した。おととしのことで、それ以来「今も連絡がありません」というもの。